「働くママの割合」が大幅に上昇! 6割以上が仕事と両立
2018/07/19
総務省が7月13日に発表した2017年の就業構造基本調査によると、「育児をしている女性の有業率」すなわち「働くママの割合」は、前回2012年の調査と比べて大幅に上昇。年齢別に見ても、すべての年齢層で上昇した。
2014年には半数以下だった
20台後半の働くママは6割に
7月13日、総務省が2017年の「就業構造基本調査」を発表した。この調査によると、「育児をしている女性の有業率」すなわち「働くママの割合」が大きく上昇していることが明らかになった。さらに調査内容を詳しく見ると、年齢別に15~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45歳以上と6階級に分かれており、そのすべての階級で上昇している。
特に顕著な結果があらわれているのが25~29歳、つまり「20台後半の働くママ」だ。2014年には47.7%と半数以下だったが、2017年には60.0%と大きく上昇した。次いで30~34歳でも、2014年には51.2%だったが、2017年には62.0%となっている。
働くママの割合は、年齢層が上がるとさらに上昇し、35~39歳は64.1%、40~44歳は68.9%、45歳以上は70.9%が、育児と仕事を両立。すべての年齢層をトータルで見ても、64.2%のママがなんらかの形で働いているという。
なお、この調査での「育児をしている」とは、「小学校入学前の未就学児を対象とした育児(乳幼児の世話や見守りなど)」を指しており、孫やおい・めい、弟妹の世話などは含まない。