信じられないほど伸びる! 子供を天才に育てる4つの“スイッチ”とは?
2018/07/10
親はやる気のスイッチを入れてあげるだけ! 入れるだけで、子供は自分の力で成長し、信じられないほど伸びていく。家庭でも簡単にできるコツを紹介しよう。
ヨコミネ式・父親の心得
子育ての目的は「自立」
子育てで必要なのは、ハウツーではない。なにより親がどのような考え方で、どんな目的をもって子供を育てるかの「方針」を持つことが重要だ。
「ヨコミネ式」における子育ての目的は、あくまでも子供の「自立」。大人になっても親がいなければ何もできないのでは意味がない。
さて、どんな大人に成長してほしいと願うだろうか。どの親も子供に望むのは、問題にぶち当たっても、自分の力で困難な状況を解決していこうとする力ではないだろうか。
「親」という字が、木に立って見ると書くように、木の上から子供を俯瞰する広い視野を持つこと。子供は目の前の課題をクリアすることでがむしゃらになるが、その横で親はしっかり20年先、30年先のことを予測してあげることが大切だ。
「この子は、どんなものに興味があるのか」、あるいは「この子が成人する頃、どんな能力を身につけておくと役に立つのか」。読み書き・計算はもちろん、子供が経済力を身につけられる(自分の才能を発揮できる)ようにするのは親の責任である。
子供が天才になる!
大好きからくる4つのスイッチ
①子供は競争が大好き!
「お片づけしなさい」と言っても嫌がるが、「パパとどっちがたくさん片づけられるか!」を競争する。一緒にゲームやかけっこをする。もちろんいつでも真剣勝負だ。一生懸命に父親が何かに取り組む姿ほど、子供に大きな影響を与えるものはない。
②子供はマネが大好き!
よくできる子をよく観察させる。「自分もできるようになりたい」とたくさんのことを学ぶ機会になる。「九九」は2歳児でも覚えられる。「ドレミ」もいつのまにか絶対音感が身につく。環境に適応して生き延びる「マネする本能」をくすぐるだけ。
③子供はちょっと難しいことに挑戦するのが大好き!
自然のなかで学ぶ! キャンプに行ったり、川で泳いだり、魚を捕って観察したり、自分で採った野菜を調理したり、それらが問題解決能力を高める。学ぶ順番は無視。少しずつ難しい課題を与え、数字・漢字・ピアニカなど、何歳から学ばせてもOK。
④子供は認められるのが大好き!
親は子供を常に観察。どんなに小さなことでもちゃんと見ていてあげて、できたら必ず認めてあげること。それが自信となり、親への信頼感を強める。手を洗えたらおやつ、片付けできたら夕飯など、1つクリアするごとにご褒美がゲットできる仕組みを。
~続く~
Text » MIKAKO HIROSE
FQ JAPAN VOL.16より転載