全国の父親に教えたい! カナダ人パパが実践する“休日育児”とは?
2018/07/09
週末アクティビティで
こだわり子育てを実践
試合が終了し、グラウンド横の公園に子供たちが走っていく。ブランコに乗るキーン君を押してあげるエーロンさんは、いつものやさしいDADの顔に戻っていた。カナダでは、エーロンさんのように子育てに関心のあるDADが多い。ありのままの姿を子供に見せる自然体な子育てがカナダ流。
「何でも一度は試すこと、と子供たちにいつも言っているんだ。いろいろな経験をしてほしいからね。子供は大人をよく見ているから、僕がアクティブにしている姿を見せるだけでも、いいインスピレーションになると思うよ」。
国際都市バンクーバーで生まれ育ち、自らもマルチな文化背景を持つエーロンさん。自らと同様に、子供たちにもオープンな心を育んでほしいと願う。「T-BALLチームに所属することで、スポーツだけでなく、たくさんの人に出会うチャンスがある。子供同士はもちろん、チームメイトの親を通して僕以外の大人を知ることも重要だと思う。
いろいろな人の価値観に触れることで、広い視野を養えると信じているんだ」。子供たちに将来インターナショナルな大人になってほしいというこだわりを、週末アクティビティを通して実践している。
TEXT/KEIKO FUNAHASHI
FQ JAPAN vol.03より転載