注目キーワード

時事・コラム

“家庭科男女必修世代”の夫婦、夫の家事割合がUP

家事といえば、毎日のゴミ出しはしている。他はちょっと……(やっていない)なんていうパパはすでに少数派!? 結婚相手に求める条件も、いまや男女とも重視するのは、「人柄」に次いで「家事・育児の能力」(※1)だ。家庭科が男女必修科目として教育を受けてきた20代~30代夫婦では、夫の家事担当割合が上昇しているという。

「家事は妻」の意識はなし
分担ではなく、フォローし合うスタイル

共働き世帯は引き続き増加傾向にあり、出産後も仕事を続ける女性が増えている。現在の40歳以下(中学校・高校6年間の場合 37歳以下)は「男女ともに、仕事も家庭も」という教育を受けている。

「花王 生活者研究センター」は、「家庭科男女必修世代」に着目し、「中高家庭科必修世代の家事行動」を2006年、 2016年、 2017年にインターネット調査、 2017年に家庭訪問調査を首都圏で実施した。

2006年に首都圏の20~30代の夫が主に担当していたのは「ごみ出し」や「浴室掃除」、「資産・家計の管理」などだったが、2016年には全ての項目で担当割合が上昇。夫が担当する家事は「トイレ掃除」も含め、「掃除」「洗濯」全般、「食事の後片付け」などに広がっている。

20~30代夫婦では、まず自分たちがどう暮らしたいかを考え、「目指す暮らしのゴール」を夫婦で共有し、家事は明確な「分担」を決めるのではなく、お互いにさりげない思いやりでゆるやかにフォローし合い、できる人ができるタイミングでする「臨機応変」な家事シェア・スタイルであることが特徴だということがわかった。

「家事は妻がやるべき」という意識はなく、洗濯でも掃除でもお互いのやり方をすり合わせたり、自動食洗機やロボット掃除機や家事サービスなどを上手に利用して家事負担やストレスを軽減するなど、“我が家スタイル”を決めることで効率化。そのため、モノの所有を減らし管理の手間を減らす工夫もみられ、暮らしをマネジメントする感覚で家事をこなしている。お互いに臨機応変に家事ができるようになることで、夫には「家事への自信」がつき、妻には「夫に家事を任せられる安心感」も生まれているのだ。

夫婦でフォローし合う姿は「皆で一緒に暮らしているのだから、家の事をやるのは当たり前」という感覚を、自然に子供にも伝えていけるのではないだろうか。

※1:国立社会保障・人口問題研究所 第15回出生動向基本調査

問い合わせ

花王株式会社「生活者研究センター」

関連記事

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 1日数時間で!? おむつが外れるトイレトレーニングが凄かった
  2. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  3. SEXで大事なのは「触れあい」と「思いやり」
  4. 子供が怖い夢を見たらどうする? パパとママがしてあげるべきこと
  5. 住まいづくりのお悩み解決! 『プラス・マイナス 兼光さん はじめての家づくりストーリー』とは...
  6. パパになったら絶対に使いたい! 子育てが圧倒的に楽しくなる厳選「父親向け育児アプリ」...
  7. 子供が親によくする質問ベスト30を紹介「なぜ空は青いの?」
  8. ペダルが後付けできる! 3歳からのキッズバイク6選
  9. 『青春ごっこ』が夫婦関係を密にする【パートナーシップの新常識】
  10. 子供に自信をつけさせるメンタルトレーニング

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.69 | ¥550
2023/12/8発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.67 | ¥0
2023/11/30発行

特別号
「FQKids」

VOL.17 | ¥715
2024/2/9発売

お詫びと訂正

  第16回 ペアレンティングアワード