分娩前は不安の連続! その時夫ができること
2018/09/17
出産当日! 赤ちゃんの心拍モニターが突然停止!? 彼女が辛いときこそ僕がしっかりしなくちゃいけないのに……。これからDADになる人へ。連載育児小説「野郎のための妊娠ガイド」第6話(2)
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彼女が辛いときこそ僕が
しっかりしなくちゃいけないのに……
一方、僕はというと、恐ろしさのあまり、うめき声すら出せなかった。助産婦さんの非情なリアクションも相当ショックだったが、何よりこの目の前で赤ちゃんの心臓音が止まってしまったんだぜ! ありがたいことに、というか、当然なんだけど心拍モニターはすぐに鼓動をキャッチし直して、正常にビートを再開した。
僕らDADの驚きと不安もさることながら、妊婦の彼女たちにとって、分娩監視装置はもっと厄介なものだろう。体中のあちこちにワイヤーやら何やらをくっつけられて、痒かったり邪魔だったりするだろうし、分娩の間は何時間も監視信号音を聞き続けなければならない(もちろん音が止まったら止まったでパニックだけど)。これはかなりのストレスになるだろう。
もちろん、この装置には安全な分娩のために重要な役割があるのだから、もし赤ちゃんに重大な事態が起こった時には、この先端技術が大いに助けてくれるはずだ。大きなストレスが起こるからといって、DAD諸君は分娩監視装置を邪険にしないように。