夫婦関係に影響も!? 育児中の父親が知るべき9つの注意点
2018/03/30
06 腰を曲げる
新米の親たちは腰の疲労に悩んでいる。子供の誕生で3~5kgの重さを、1日最大50回も持ち上げるのだ。もしそれまで持ち上げるのが電話の受話機くらいだったのであれば、これは体にとって、まさに衝撃のはず。
子供を抱き上げるときは、子供を胸の近くに引き寄せ、自分の体をねじらないように! そして腰ではなく膝を曲げよう。また、車の外に立ったまま子供をチャイルドシートに乗せるときは、バックシートに片膝をつき背筋を伸ばすようにしてシートに乗せてみよう。
07 セックスレス
子供を授かると、生活の中心は子供になり夫婦だけの時間がめっきり減ってしまいがち。なかでも深刻なのは夫婦のセックスライフ。些細な喧嘩ならセックスで水に流せることもあるのに……。
子供が昼寝をしている隙に、こっそりヤッてしまうのも1つの手段。しかし一晩に5ラウンドも愛し合うなら、両親に子供を預けて一晩ホテルで過ごしてみよう。恋人時代に使ったラブホテルに行って、雰囲気を変えてみるのもいいかも。また、年長の子供がいるなら最近流行のアクティビティ・キャンプに参加させて2人の時間を作るのもいい。これなら子供のためにもなるし、一石二鳥さ!
08 怒る
日頃の疲労、ストレスによって親になったばかりのあなたとパートナーの間には、しばしば軋轢が生まれるかもしれない。日頃から喧嘩のタネを摘むように気をつけていない限り、最悪の事態になってしまう。イギリスのある研究では離婚を望むカップルのほとんどが子供が生まれて1年以内に別れているという。
まずは家事を当番制にしてみては? そうすることで小さな喧嘩が大事になる前に予防することができるかも。ソファーに座って、サッカーを見ていては、家事ははかどらない。子供が座れるようになるまでは、毎晩交代で食器洗いを務めたり、一週間おきに朝の洗濯を担当することで、できるだけ家事は平等に分担するようにしよう。
09 落ち込む
子供の誕生は新しいチャレンジへの幕開け。そのため自分の力不足を感じたり、落ち込んでしまう男性がいるのだそう。イギリスの国民保健機関によると、14人に1人の新米の父親は産後うつを経験していると発表している。不眠症、嗚咽、育児放棄、そしてアルコール依存症などの症状がある。
まずは面倒くさがらずに、主治医やファミリードクターに相談しよう。「妻は既にたくさんの育児や家事を抱えているため、妻には相談しづらいと感じるかもしれません。」と語るのはイギリスの精神科医。「しかし最低でもファミリードクターに診てもらえば、相談にのってもらえ、適した治療法を教えてくれるでしょう」。
また、まったく別の手段もある、公園などをランニングすることもいいのだ。アメリカの研究者たちは1週間に3回、30分のエアロビクスをすることは、うつになる可能性を50%も減少させることを発見している。
FQ JAPAN VOL.10(2009年春号)より転載