注目キーワード

基礎知識

【大学教授監修】子供の事故を防ぐ 外遊び6つのアドバイス

子供に迫る危機を考えるシリーズ「家族を守るリスクマネジメント」。今回は事故について。遊具や自転車、家の中にも危険は潜んでいる!大事なのは子供の成長に配慮した環境づくりだ。

発達段階や安全に配慮して
遊具の設計も進化している

安全なものばかりになってしまうと子供の冒険心は育たないし、小さなケガは付き物。そういうことを通じて、子供は安全や危機管理を勉強していきます。遊具は子供の発達段階に応じて設計されているので、利用対象年齢表示などをよく注視してほしいですね。

日本にある遊具の安全性も
徐々に高まってきている

例えば、滑り台だと小さな子供が登れないように、階段の一番下のステップを高くしているものがあります。また、階段を設置せずロープだけ垂らしたアスレチック遊具も多くあります。生産者責任が問われるアメリカやEUでは、遊具の下にはスポンジのように衝撃を吸収する柔らかな素材が敷いてあります。

日本は諸外国に比べると遊具に対しての安全基準は緩やかと言われていますが、現在では日本でもそうした安全への配慮が求められるようになっており、実際に徐々に変わってきています。

日本の遊具の問題点は老朽化
パパの頑張りで環境は変わる

一方、現在指摘されている日本の遊具の問題点は老朽化です。遊具が倒れて、遊んでいた子供が転落するといった事故は、親や子供自身の自助努力だけでは解決できるものではありません。もちろん、子供の冒険心を育むといった意味合いからもまったく関係のないことです。

そうした事故が起こらないように、地域のお父さんたちで集まって遊具を点検するなど、すぐやれることはあると思います。遊具の責任者・管理者の問題と考えず、そうした取り組みを自主的に行うことが、子供を取り巻く環境の改善に繋がっていくのではないでしょうか。

 

12

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. パパ友の輪が広がりだす!電動アシスト自転車「PAS babby」で変わる送り迎えライフ
  2. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い
  3. 映画シナぷしゅ最新作公開! ゲスト声優・二宮和也にインタビュー
  4. 読者モニターが体感!無添加せっけん「アラウ.ベビー」でお風呂タイムを楽ちんに
  5. テーマパークに持っていきたい!子連れ旅行を快適にする新作ベビーカーが今春登場
  6. 幼児期の過ごし方で決まる?「小1プロブレム」&「小1の壁」の対策とは
  7. 【限定販売】メルセデス・ベンツのベビーカーが日本初上陸!本物志向のパパに贈る名品
  8. 【皮膚科医監修】弱酸性=肌に優しい、とは限らない!? 医師がすすめるベビーソープの選び方
  9. FQ読者が体験!理想の家づくりを成功させる「総合住宅展示場」活用ガイド
  10. クリスティアーノ・ロナウドに、子だくさんパパの子育て論を聞いた!

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.74 | ¥550
2025/3/7発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.71 | ¥0
2025/3/31発行

特別号
「FQKids」

VOL.21 | ¥715
2025/2/7発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード