木梨さんの気張らない子育て「僕の言うことを子供たちは聞きやしない」
2013/12/02

「みんな全然言うことを聞いてくれないんですよ。いま、一番下の長女が10歳になるんですけど、『馬鹿野郎! この野郎!』って言っても、『はいはい。はいはい』と受け流されてしまうんです。それには理由があるみたいで。成美さんが言うには、僕は子供を叱るポイントが、どこがずれているらしいんです笑」
僕の言うことなんて、子供たちは聞きやしない
木梨さんは、子供たちにどんな父親として接しているのだろうか。
「僕ももう、ちょっと古い人間ですから、子供たちには『馬鹿野郎! この野郎!』みたいな感じで接しています」と、木梨さん。どちらかと言えば仲良し家族のようなイメージがあったので、ちょっと意外な気もしたのだが……。
「……でも、みんな全然言うことを聞いてくれないんですよ。いま、一番下の長女が10歳になるんですけど、『馬鹿野郎! この野郎!』って言っても、『はいはい。はいはい』と受け流されてしまうんです。それには理由があるみたいで。成美さんが言うには、僕は子供を叱るポイントが、どこがずれているらしいんです」。
成美さんとは、もちろん木梨憲武夫人であり、女優である安田成美さんのこと。木梨さんは子供たちを叱るときに、夫人の顔をチラリと見て、叱るポイントがあっているか間違っているかを確認するのだそうだ(笑)。
まるで子供が4人いるみたい
「それがだいたいね、8割くらいの確率で間違っているみたいなんですよね……(笑)。なので、僕の言うことは全然聞いてくれないのですが、なぜか、長男の言葉だけは絶対、というところがあるんです。僕が次男や長女に、『晩飯だぞ』と呼んでも部屋から出てこないのに、長男が呼ぶと集まってくる。僕はそんな状況を楽しんでいる感じですね。声をかけても誰も来ないと、“……誰も来ないねぇっ!”、長男が呼んでみんなが集まってくると、“……みんな来ちゃってるねぇっ!”って」。
木梨さんと子供たちのそんな様子に奥様は、「まるで4人子供がいるみたい」と、肩をすくませるのだそう。
「長男がいて、次男がいて、そして僕と長女がいる、みたいな。僕は三男くらいのポジションです」と木梨さん。お話を聞いていると、やっぱり、友達感覚の仲良し家族、という雰囲気が伝わってきた。
PROFILE
木梨憲武(きなしのりたけ)

お笑い芸人・歌手・男優。1962年3月9日生まれ。『とんねるずのみなさんのおかげです』や『ねるとん紅鯨団』など社会現象を生んだバラエティー番組の司会を担当。ドラマや映画でも数々の主演を張りながら、『野猿』『矢島美容室』『あじさい』など、歌手としても活動し話題に。1994年、女優の安田成美さんと結婚。3児の父。
木梨さんが声優を務めた迫力満点のファミリー向け2D/3D映画
「ウォーキング with ダイナソー」が公開!

徹底した科学的検証と、最先端の3DCG技術を駆使して描き出される、恐竜たちが暮らした太古の世界。そこに誕生した一頭のパキリノサウルスの壮絶なドラマが、いまはじまろうとしている! 『ディープ・ブルー』『アース』などを手がけたBBC EARTH(アース)フィルムズが、最新の科学的検証を基に、恐竜たちの世界を完全再現。この冬は家族揃って迫力満点の恐竜の世界へ!
DATA
『ウォーキング with ダイナソー』
日本語吹替版声優:木梨憲武、鈴木福
公式サイト:WWD-movie.jp 配給:20世紀フォックス映画
12月20日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2D/3D、吹替え・字幕同時公開(一部劇場を除く)
(c)2013 TWENTIETH CENTURY FOX
Photo >>TAKEHIRO UJIIE Text >> AKIO INOUE
Styling>> ATSUSHI OHKUBO Hair Make >> ICHIKI KITA
衣裳協力:The Stylist Japan