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子供行事で役立つ撮影テク&“変わり種”カメラ

子供の活躍の場がどんどん増えるこれからの季節。せっかくの子供の晴れ舞台を、スマホの写メやムービーだけで残すのはもったいない! いつもとはひと味もふた味も違った記録が残せる“変わり種”最新カメラ機器を紹介!

運動会・おゆうぎ会で役立つ撮影テク3

1.脚立を持っていくべし!
場所取り合戦に出遅れてしまっても脚立があれば大丈夫。後ろからでも十分撮影することができる。子供からもパパのことを見つけやすくなるから、カメラ目線もバッチリだ。
2.全体の雰囲気を撮影するべし!
ついつい我が子ばかりを撮影してしまいがちだが、これはNG。いつかビデオを見直したとき、その日の空気感を思い出せるように、全体の雰囲気を押さえておくことが大切だ。ムービーならナレーションや実況中継を入れるのも◎。
3.フィナーレが画になる!
子供の出る種目をチェックしておくことはもちろん、演目のフィナーレがキレイに撮れる位置を確認しておこう。徒競走のゴールやおゆうぎ会のキメポーズは、いつもと違う我が子の表情とドラマティックなシーンが撮れるはずだ。
“父親目線”ではなく
“我が子目線”の成長記録

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アメリカでは、子供の成長記録に「GoPro」を使う父親が増えている。我が子の決定的瞬間を決して見逃さないように、我が子とお出かけするときは、専用バッグ「Seeker」に装着して回しっぱなしにしておくという。一方で「GoProを我が子に装着して我が子の目線を残す」という使い方もオススメだ。

普段見慣れている風景も、子供の目線で見ると全く違う世界が広がっていることに気づく。公園の草花や小動物、虫たち……大人はほとんど目もくれないものだって、我が子は好奇心いっぱいで視線(GoPro)を向けてくれる。こうして撮り貯めた子供目線の“成長記録”は家族の宝ものになるはずだ。

GoPro HERO Session™
¥30,780
サイズ:38.2×38.2×36.4mm
記録メディア:microSDカード/microSDHCカード/microSDXCカード
防水性能:10m
www.tajima-motor.com/gopro

ビデオカメラはとにかく
“手ブレ補正”機能が最重要

FQ_TOY20161129_11

手持ち撮影が多い上に、遠くからズームを多用しがちな運動会の動画撮影は、とにかく手ブレ補正機能が優秀な機種がいい。ソニーの最新4Kハンディカム「FDR-AX55」は、レンズとセンサーが一体になり、カメラ本体が動いても空間光学ユニットがバランスを保つので、ズームしようが、動きながら撮影しようが、安定した映像を撮れる。

手ぶれ補正だけじゃない。ソニーのハンディカムは定評のあるフォーカス速度も心強い。我が子の動きは予測不能。素早く被写体に焦点を合わせてくれる「ファストインテリジェントAF」機能が活躍するはずだ。

SONY FDR-AX55
オープン価格
光学ズーム:20倍
動画有効画素数:829万画素
デジタルズーム:250倍
本体重量:535g
カラー:ブラック
www.sony.jp/handycam

「モノ」(写真)として
残しておくという価値

FQ_TOY20161129_09

「チェキ」といえば、父親世代なら誰もが知る手軽なインスタントカメラ。今はスマホで撮影した写真を画像データとして残しておく時代。そんな中で大切な瞬間は、デジタルではなく「モノ」(写真)として即座に渡せる、残しておけるということの価値が再認識されているのだ。

正方形ではなく、長方形で大きめの画角になっているので、家族全員でのワイワイショットも風景込みで撮影可能。残しておきたい「大切な瞬間」が多い父親こそ、実は装備しておくべきアイテムなのだ。

“チェキWIDE”instax WIDE 300
¥13,910
サイズ:168×95×121mm
重量:612g
instax.jp/wide

スマートフォンの
可能性を広げる最強の相棒

FQ_TOY20161129_09

スマホは、常に持ち歩き軽くてコンパクトな高性能のカメラといえる。画質は美しく4K動画だって撮影可能。もはや利便性はもちろん、カメラとしての性能をとってもスマホは最高のカメラと言っていい。そんなスマホで更に本格的な撮影をしたいという人は、BEASTGRIP PROを利用することをオススメする。

BEASTGRIP PROは、世界初のスマホ専用のレンズアダプターであり、カメラリグシステムのこと。握りやすさを追求した人間工学的ハンドルで手ブレを軽減。また、専用の魚眼・広角レンズ(各別売)で、いつもとひと味違う画を撮ることができるのだ。

BEASTGRIP PRO
¥19,980(実売価格)
装着可能なスマートフォン:短辺50~92mm、厚さ18mm以内
サイズ:約103×56×184mm
重量:315g
beastgrip.jp

家族の思い出は、
360度「空間ごと」撮っておく

FQ_TOY20161129_09

いま「360度動画」なるものが注目を浴びている。これは、視聴者が全方位好きな視点から対象物を見ることができる動画のこと。ここ数ヶ月で、そんな「360度動画」を撮れる個人用デバイスが急増しているらしい。なかでも最も手軽なのが、サンコーの「Insta360 Nano」だ。

これはiPhoneに装着するだけで「360度動画」の撮影から、VRコンテンツとしてSNSにシェアを可能とするもの。運動会やお遊戯会、家族旅行などで、この瞬間を360度丸ごとを撮っておきたい、なんてこともあるだろう。これからの家族動画・写真は、「空間ごと切り取る」が主流になるかもしれない。

THANKO Insta360 Nano
¥26,800
サイズ:33×110×21mm
重量:73g
対応機種:iPhone 6s Plus/6 Plus,6s/6
解像度:3K(3040×1520)
記録メディア:SDHC microSDカード(32GB以下)
連続稼働時間:約1時間
www.thanko.jp

Text » MACKEY HONDA

※FQ JAPAN VOL.40(2016年秋号)より転載

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