注目キーワード

時事・コラム

実は知られていない! 海外と日本の子育て支援比較

「海外と比べて子育てにやさしくない」などと思われがちな日本。しかし本当は、充実した子育て支援制度が存在しているのに、利用する側が知らないだけかも!?

「産後支援」比較

finlandフィンランド
フィンランドでは、産後の支援が充実!

フィンランドで妊娠期?育児までパパ・ママを支えるのが「ネウボラ」。疑問や不安を相談したり検診を受けたりと支援は手厚く、取得率はほぼ100%と国民への浸透率も高い。また、妊婦検診を受けたプレママには、ベビー服やおくるみなどが詰まった「育児パッケージ」が贈られる。
japan日本
全国各地で広がる「育児パッケージ」と「ネウボラ」

hkk20161013_02千葉県浦安市、三重県名張市、東京都文京区、埼玉県和光市など、日本でも「ネウボラ」や「育児パッケージ」を導入する自治体が増えている。フィンランドに視察に訪れた浦安市の松崎秀樹市長は、「工夫次第で日本でも十分展開できる」と確信したと言い、2014年に浦安版ネウボラ「子育てケアプランの作成」、浦安版育児パッケージ「こんにちはあかちゃんギフト」(写真)、市内協賛店で使えるバウチャー券「ファーストアニバーサリーチケット」をスタートさせた。(千葉県浦安市)

japan日本
幼稚園在園児以外でも無料の育児相談ができる!

実は、幼稚園の多く(全体の約87%)が、地域に向けた子育て支援活動を実施している。子育てに関する情報の提供や相談、園庭開放など、実施内容は多岐にわたる。なかには父親向けの講座などを開催している園もあるので、まずは地域の幼稚園の情報をチェックしてみよう。



「学費」比較

franceフランス
フランスでは幼稚園から大学まで、学費が無料!

フランスでは、幼稚園を含めて公立校の教育費は無料。幼稚園は義務教育ではないが、就学に備えて文字や算数などを学び、落第や飛び級もあるなど日本とは位置づけがかなり異なる。ちなみにフランスでは、国立大学の入学料・授業料も無料だ。
japan日本
今年度から幼稚園の無料化対象拡大

今年度より、幼稚園・保育所の保育料は、年収約360万円未満相当の世帯については2人目は半額、3人目以降は無償になった。第1子、第2子等のカウントにこれまでの年齢制限(小学校3年生以下)がなくなり、無償化の対象が広がっている。

12

関連記事

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い...
  2. 赤ちゃんを24時間見守る! AIスマートベビーモニター「CuboAi Plus」
  3. 少子化・核家族化の現代こそ「集団での体験」が必要?子どもの地頭を鍛える4つの方法...
  4. 旅ライターが選ぶ冬の子連れスポット6選!施設選びのポイントと注意点を紹介...
  5. 「小さな女の子の天使」の仲間が勢ぞろい!『angelette』の子育てアイテム
  6. 男だって泣きたい…離婚後に待ち受ける試練とは?
  7. 男が「父親」に覚醒するための10の処方箋
  8. コンパクトなベビーカー『Thule Shine(スーリーシャイン)』デザインも魅力!...
  9. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』...
  10. たった2分でミルクが飲み頃温度に! 画期的なボトル『Rapid Cool』が登場!

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.73 | ¥550
2024/12/9発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.70 | ¥0
2024/12/9発行

特別号
「FQKids」

VOL.20 | ¥715
2024/11/9発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード