赤ちゃんとコミュニケーションを取る方法は? 毎日実践できる「ベビーサイン」がおすすめ
2020/05/06
まだうまく話せない赤ちゃんとのコミュニケーションで、歯がゆい思いをしたことのあるパパママも多いだろう。そんな時は、毎日のあいさつや日課に「ベビーサイン」を取り入れて、親子のコミュニケーションを楽しんでみよう。
※この記事は、2018年9月2日に公開した記事を編集したものです。
ベビーサインとは?
ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと、かんたんな手話やジェスチャーを使って「おはなし」する育児法。1990年代にアメリカで始まり、日本でも2000年以降、多くの家庭で実践されている。サインを教え始めるのに適した時期は生後6ヶ月~1歳半。
ベビーサイン タイムスケジュール
7:00「おはよう」のサイン
こめかみのあたりから、握った片手を下に下ろす。毎朝起きたら繰り返しやってみよう。ニコニコしながら、こんな仕草を見せてくれたらいい1日になりそうだ。
12:00「おいしい」のサイン
片手でほっぺたをペチペチとさわる。食事をしながら「おいしいね」と声をかけながらこのジェスチャーを教えてみよう。そのうち食べて「おいしい」と感じたらこのサインを見せてくれるかも。
14:00「ありがとう」のサイン
投げキッスをする。赤ちゃんが何かいいことをしたときに、「ありがとう」といいながらこのジェスチャーを見せよう。仕草がかわいすぎる……と評判のサイン。
18:00「お風呂」のサイン
握った両手を胸の前で同時もしくは交互に上下に動かす。毎日お風呂に入るときに「さあ、お風呂に入ろうね」と声をかけたり、お風呂に入っているときに「お風呂気持ちいいね」などと語りかけてみよう。
20:00「ねんね」のサイン
合わせた両手を頬に当てる。お昼寝や夜寝る前に見せる。このサインを赤ちゃんが覚えると、眠くなると教えてくれるかも。「寝グズりが減ってとても助かる」という声が多く聞かれる、人気のサインだ。
文:KEIKO OKADA
イラスト:REIKO KANO
FQ JAPAN VOL.38(2016年春号)より転載