1日集中トイレトレーニング【実践編】
2024/06/01
入園前の今からでも間に合うトレーニング方法を紹介する連載企画。3回目は、いよいよ実践編!まずは人形でトイレ遊びごっこをしてイメージトレーニングを。それを見て子供も実際にチャレンジ! できなくてもOKなので、とにかく楽しい雰囲気で盛り上げよう!
前編を読む!
▶ 1日数時間で!? おむつがはずれるトイレトレーニング
▶ 1日集中トイレトレーニング【準備編】
一緒に人形でトイレごっこをする
① 人形を便器に座らせる
パンツを履いた人形を準備しよう。人形のパンツを脱がせて、おもちゃのおまるに座らせよう。この際、水の入ったストローやスポイトを使って、人形がおしっこをしているように演出しよう。おしっこが終わったら拍手をしたり、頭をなでたりして、親子で人形を褒めまくろう。
② 便器の中身を捨てる
子供に人形のパンツを上げさせて、おまるの中身を一緒に捨てよう。実際に子供がしたときと同じようにトイレの便器に流す。人形のパンツを触らせ、乾いている感覚を確認させるのも良し。
③ 人形がパンツにおしっこをしてしまう
①~②を何度か繰り返した後に、人形のパンツを水で濡らしておもらしをしたときと同じ状況にする。子供に人形のパンツを確認させて濡れていることに気づかせる。「練習すればできるようになるよ」と教えながら、子供と一緒に人形を便器に連れて行く。そして、「パンツを下す→2~3秒便器に座らせる→パンツを上げる」の3つの動作を繰り返そう。このとき「練習しよう」と言葉をかけながら進めるのが良い。
④ 人形のトレーニングが終了する
子供に人形のパンツを履き替えさせ、「おしっこはどこでするのか教えてあげよう」と声をかけてみよう。理解しているようならば、次のステップへ。
自分のパンツの状態を確認する
子供自身がパンツに意識が向くよう、自分でパンツを触らせてみよう。「サラサラ」「乾いている」など、自分で答えた場合や、「パンツ乾いてる?」と聞いたときに頷いたら、褒めてお菓子や飲み物をあげる。
最初は5分くらいの間隔で、自分でおまるやトイレに行くようになったら15分くらいの間隔で聞くようにしよう。何度もチェックすることで、子供は清潔さの観念を覚え、同時にパンツを清潔な状態に保とうという気持ちを持つようになる。