日本一のパパも悩んだ!父親のトラブル解決方法とは
2015/12/04
ママの心を掴むポイントと怒りの琴線に触れるタブー
事業理念を立てる。
できれば短期と中長期計画
父親ロードとはいえ、父親1人で歩くわけではありません。奥さんとよく話し合って同じ目的地を目指すことが大切です。以前、子供の学校を私立か公立かで揉めて離婚した夫婦がいましたが、目的と手段を見誤った」典型でしょう。
ゴールとは、「ミッション・ステイトメント(事業理念)」です。たとえば「子供をどんなふうに育てたいか」「どんな老後を過ごしたいか」。5つくらい紙に書き出して明確にし、さらに、短期・中長期計画を立てます。安藤家の場合、毎晩それを夫婦で擦り合わせるんです。
大切なのはママの心を掴むコツは「転がされ力」
話し合う上でママのハートを掴むポイントがあります。それは私がPTA会長を務めた時に学んだ技術ですが、傾聴・共感・受容・賞賛。つまり、妻の話に耳を傾け、共感し、受け入れ、否定・判断せずに賞賛すること。妻から何か叱られたら「はい、すみませんでした、精進します!」と明るく応える。自分の戦略を見破られずに相手の手のひらで転がされるのは高度な戦略ですが、僕自身、できるようになったのは47歳。転がされるのって、心地いいですよ。
夫婦で尊重し合う空気づくり
一方、イクメンの悩みの根底にあるのは、妻との摩擦です。「自分は正しくて相手が間違っている」といった我執こそが対立の構造です。相手への禁止・否定・命令言葉もご法度。相手の言い分も一理あることを認め、へりくだりすぎず、尊重し合うのがルール。あとはシャンプー補充ができれば、悩みはほぼ解決です(笑)。
まとめ 道に迷わず父親ロードを歩むルール
● 夫婦で同じゴールを目指す
● 起こる問題は父親になるために必要な試練と心得る
● サスティナブルなライフプランを立てる
● シャンプーの補充までやってこそ風呂洗いと心得る
Text » MIKAKO HIROSE