注目キーワード

基礎知識

妊娠中の妻の“つわり”と向き合おう!(後編)

FQ JAPAN onlineの兄弟サイトであるFQ UKの人気記事をピックアップして紹介します! 子育て先進国UKのパパたちが読んでいる記事から、日々の子育てのヒントが見つかるかも?

前記事:悩める妻の”つわり”サポート法は?(後編)

トイレ(掃除)の神様になろう

パートナーの妊娠中は、家事をなるべく引き受けるようにしよう。つわりが酷かったり長引いたりしているのであればなおさらだ。想像が付きにくいかもしれないが、つわりは思った以上に辛いものだ。ちょっと眠気がするだけではなく、目を開いていることさえも辛く感じ、疲労困憊状態になってしまうのだ。

おおげさに聞こえるかもしれないが、妊娠時は昼寝した日でも夜20時には眠くなってしまうことがあるのだ。お腹の中に新しい命が宿っているということは、それだけ体力も消耗するということだ。もし妻が辛そうにしていたら、積極的に家事をこなすのがよいだろう。放置されているゴミが放出する臭いは妻の体調を悪化させがちだ。そもそも、汚い部屋で生活したい人もいないだろう。掃除が必要そうな場所には常に目を光らせよう。

陰と陽

「生姜」は妊娠中の倦怠感を和らげるといわれている。ジンジャーエールやジンジャークッキーに頼りきりな女性だっているほどだ。これは中国漢方から由来しており、古い時代から生姜はつわりに効くと信じられている。
また、妊娠時のイライラしを直したい場合は、「ペパーミント」がおすすめだ。ただし、「ガム」は避けておこう。身体が「食べている」と思い込み、胃酸が分泌されて、余計に具合が悪くなってしまうのだ。

つわりの治療薬は人によって異なる。あなたの役目は、一番効く「薬」が切れるないよう気をつけることだ。「氷水」が効く体質であれば、冷凍庫に氷をストック、「クラッカー」が効くというのであれば、棚に補充。ちょっとした気遣いが大切だ。

出産は人生でもとても重要でワクワクするイベントだ。しかし、その分パートナーは辛い時を過ごさなくてはならない。あなたの役割は、体調が悪くなり、気持ち的に弱っている妻をサポートしてあげること。少しでも妻が楽になれるように、気くばりを利かせておこう。これで妻も安心だ。

TEXT: Josephine Dwyer-Mann
TRANSLATOR: Ellie Yamashita
2014.09.23UP(FQ UK)
2015.08.27UP(FQ JAPAN)

●「BRITISH PAPA」記事一覧
https://fqmagazine.jp/tag/british_papa/

育児アイテム名鑑

アクセスランキング

  1. 「自閉症は人格。治すものじゃない」映画のモデルとなった父子が今思う、社会の在り方...
  2. 日本人がセックスレスになりやすい理由は? 1年で約140回のギリシャ夫婦との違い...
  3. 旅ライターが選ぶ冬の子連れスポット6選!施設選びのポイントと注意点を紹介...
  4. 男だって泣きたい…離婚後に待ち受ける試練とは?
  5. 子供に自信をつけさせるメンタルトレーニング
  6. 産後のママはどんな状態? 妻を支えるために知っておくべき『産後ケアの基本』...
  7. SEXで大事なのは「触れあい」と「思いやり」
  8. 子供が親によくする質問ベスト30を紹介「なぜ空は青いの?」
  9. アドラー心理学から学ぶ! 「人が幸せを感じる”3つの条件”」とは?...
  10. 子供が怖い夢を見たらどうする? パパとママがしてあげるべきこと

雑誌&フリーマガジン

雑誌
「FQ JAPAN」

VOL.72 | ¥550
2024/9/9発売

フリーマガジン
「FQ JAPAN BABY&KIDS」

VOL.69 | ¥0
2023/5/31発行

特別号
「FQKids」

VOL.20 | ¥715
2024/11/9発売

お詫びと訂正

  第17回 ペアレンティングアワード