パパのためのフィットネスガイド
2015/06/19
少し工夫さえすればエクササイズ時間を設けることができる。今回はイギリスのFQ読者10人に、子供が生まれた後も体型を保つことができた理由を聞いてみた。パパになったからといって、運動が全くできないというわけではないのだ。
前記事:子育て中の運動不足を解消しよう!
万能のバランスボール
娘が生まれた時に命を救ってくれたのはバランスボール。整骨院の先生に勧められるまで、そんなものがあることも知らなかった。娘が生まれる少し前から酷い腰痛に悩まされていて、病院の先生には「体幹が弱い」ことが原因だと指摘されたんだ。後日知ったのだが、それは私の身体がだらしなくて腹筋が弱いということで、それを遠回しに言っていただけだったようだ。そこで、アドバイスに従って15ポンド(3000円弱)のバランスボールを購入したのだが、それは今までで一番「価値」のある15ポンドになった気がする。腰痛が直っただけでなく、娘が生まれて忙しくなってからも身体をキープすることができたのだ。マスターするまでにしばらく時間がかかったが、幅広く使えるし、ジムに通うお金がない人にはピッタリだと思う。
子供がジムに早変わり!
自分の周りには運動嫌いな子供がたくさんいるが、これは親に原因があるのだと思う。子供とまったく一緒に運動をしない友人が数名いるが、それでどうやって子供たちに体を動かすことの大切さを教えるつもりなのだろうか? 我が子は兄弟共にスポーツが大好き。十分な運動時間をサッカーをすることで確保している。近所に散歩に出かけるときは必ず一緒に連れて行っているし、水泳もマスターさせた。想像を働かせれば簡単なことだ。運動するためにジムへ行く必要はないのだ。子どもたちがあなたの「ジム」になってくれるのだから。
あなたのやる気はどこから?
18歳の時から体力作りは欠かさなかった。スポーツは基本的に全部大好きだし、毎週土曜日はサッカー、週3回のジム通い。しかし、子供が生まれた途端にすべて崩れてしまった。時間を作ったり、モチベーションをキープしたりするのに苦労してしまったんだ。そんな時に、やる気を出させてくれたのは「仲間」だった。現在は会社の同僚とジムに通っているが、もし彼にお尻を叩かれていなかったら、ジム通いを辞めてしまっていただろう。ランニングやジム仲間を大切にしよう!
もうマットなしでは生きていけない!
思い返せば、僕はこれまでずっと「運動バカ」だった。20代はテニス、マネージャーになって自由時間が減ってしまってからはスカッシュ。しかし、第二子が生まれた頃には、仕事量が増えてしまったため運動をする時間がどんどん減ってしまっていた。仕事と育児によるストレスが溜まっていたときに、妻に提案されたのはヨガだった。彼女は何年もの間ヨガ教室に通っていたのだ。当時は効果があるのだろうかと半信半疑だったが、実際に始めてみると想像よりもはるかに難しくて驚いた。最初は「ハタヨガ」から始めたのだが、良い運動になるだけでなく、呼吸もコントロールすることができ、ストレス解消にぴったり。「男性がヨガ?」と思うかもしれないが、今ではすっかりヨガの虜だ。子供2人の面倒を見ることでたまっていくストレスから、我々夫妻を救ってくれたのだ。今年でヨガ歴は3年。近頃は瞑想に重点を置いたシッダヨガも始めた。今や旅行の持ち物にヨガマットは必須。とにかくスタートしてみよう!