パパノセナカ [TOKYO・SPRING] レポート!
2015/05/12
子供にとって『本当にいい環境』ってなんだろう? 4月22日に開かれたパパノセナカ [TOKYO・SPRING] 参加者のパパによるレポートをお届け!
<パパノセナカとは?>
子育てのこと、夫婦のこと、家族のこと。父(パパ)として、夫として、そして1人の男として、自分はどうありたいのか──そうした自分の中のもやもやと向き合い、同じようなもやもやを抱えた仲間=同志とも対話できる時間と場、それが「パパノセナカ」。
対話の場づくりのエキスパート「オトナノセナカ」とのコラボだからこそ提供できる、父親の育児を「進化させる場所」。
他のパパたちと交流を深めながら、パパのカタチ(在り方)のバリエーションを知り、改めて自身(パパ、夫、男として)のカタチに向き合うことで、「気づき」や「感じたこと」を共有し、持ち帰ってもらい、次なる行動につないでいって欲しい……。
「イクメン」という言葉に込められた、良い所、悪い所。それらを踏まえて、FQ JAPANと一緒に次なるステージへと「進化」しませんか!?
<パパノセナカの実際>
「パパノセナカ」でやることは、一言でいうと「対話」です。
共通項は、唯一「父親」ということだけ。
年齢も、住んでる場所も、仕事も……全く異なる境遇のさまざまな「父親」と一緒に、用意された「インプット(FQ JAPANの記事やリサーチデータなど)」の学びから、ファシリテーターのガイドに沿って「対話」を進めていきます。
約2時間のセッションを終えた後には、対話を踏まえた「答えのようなもの」を共有。明日からの自分へとつなぎます。
4月22日に開かれたパパノセナカ [TOKYO・SPRING] では、FQ JAPAN3月号の「ワークライフバランス」特集内の病児保育に関する記事を入り口に、「子供にとって『本当にいい環境』ってなんだろう?」という問いをめぐって、16名のパパたちによる熱ーい対話が繰り広げられました。
イベントに参加した2児のパパ・藤内勝也さんに、感想をお聞きしました!
「『パパノセナカ』というイベントがあることは、たまにチェックしているFQ JAPANのホームページで知りました。過去に他のパパ座談会に数回参加し、とても楽しかったので、”何かを期待して”応募しました。
私には小学2年生と2歳の男の子がおり、共働きの妻と2人で切り盛りしています。育児休職も短時間勤務もやりましたが、まだまだうまく行かない子育てのヒントを得たかったのかも知れません。
会場に到着すると、元々人見知りな私は、そこに背を向けそうになりました。どうも私の悪い癖で、周囲に支えられてエンジンのかかる所があります。
しかし、あっという間に、それこそ魔法にでもかかったように、たまたま同じテーブルについた三人のパパさんたちと会話が止まらない状態になりました。それまで職場では抑えていた、心の中で渇望していた会話がここでは遠慮なく出来たからだと思います。”パパ友”という諦めかけていたものに少し近づけた気がしました。
パパノセナカで一番心に残ったのは意外にも、写真撮影の時に女性スタッフの方から掛け声で呼びかけられた『パパ!』という言葉でした。
なぜだろう?と思いましたが、「家族からパパと呼ばれたい」「信頼されるパパになりたい」という気持ちが、自分からも参加者の皆さんからも感じられたからかもしれません。
職場に戻れば現実に引き戻されますが、月に1回参加している女性中心の育児ランチミーティングでは、初めて男性参加者と知り合いになれました。それに、会社の活動でも「ワークライフバランス」を推進する取り組みが行われていることも知りました。私にとって追い風が吹き始めたのかも知れないと信じて、これからも家族第一の生き方を続けて行きたいと思います。
立ち止まってしまった時、“パパノセナカ”を押してくれるイベントやパパ達の力を借りたいと思います。」
次回は7月22日(水)に開催予定! 参加者募集開始はFQ JAPANのFacebookページでお知らせします!
(2015.5.12up)