共通の趣味・話題を持つ仲間が集って積極的に子連れで出かけ、もちろん自分自身も思う存分楽しむイクティブDADたち。今回は、そんな趣味の合うパパ友同士で出かける、子供を巻き込んでの「週末キャンプ」に同行。大人も子供も一緒になってガンガン遊ぶ、大らか＆ワイルドなキャンプSTYLEに“イクティブDAD”の神髄を見た！

遊びもご飯も設営も一緒
みんなで笑い、成長する

働くパパは男だぜ、働くパパはいい汗かいてる〜♪なんて、キヨシローが歌ってたけれど、それプラス週末もガッツリ育児なんて力み過ぎると、パパだって疲れがち。パパでもあり男子でもある父親ならば、やはり週末は気心知れた仲間とも遊びたい。が、ちょっと待て。そこに子供を交えることで、新たな楽しさが生まれ、子供の成長も促せるのでは？

ということで、今回は、自分たちの趣味に子供を引き込み、自然体でアウトドアを楽しむ父子３組のキャンプに同行。木立囲むキャンプ場に着くと、早速パパたちがテントを設営中……あれ？　よく見ると小さな体を折り曲げペグ打ちする姿も。
「基本、設営もご飯作りも、遊びもパパ子で一緒ですね」と江川さん。設営中、「パパ、そこにメガネ置いたら踏んじゃうよ〜」と教えてあげた恭之介くんは、もはや立派な戦力だ。

「みんなで行けば、誰かが他の家の子も見てあげられる」と語るのは大道寺さん。ママ抜きでの泊りキャンプは難易度高そうだが、パパ友がいれば、例えばテント設営や川遊びの危険監視なども助け合えるから意外とラク。しかも、子供がスゴいのは、子供同士ですぐ仲良くなるところ！　亮介くんは捕ったカブトムシを柊之介くんに見せてあげたり、一人っ子のつばきちゃんは自分のお菓子を「これ恭ちゃんにあげるの〜」とおませな部分を見せたり。いつの間にか子供たちが兄弟のように仲良くなり、心も成長していのがイクティブキャンプなのだ。

この子供同士の遊びに、パパも同じ目線で加わることで、キャンプの楽しさもグンと増す。もともと趣味の合う仲間同士、パパはＢＭＸ、子供はキッズバイクと同じチャリ系スポーツで遊ぶ姿は本当に楽しそう。木登りに挑戦した佐藤さん父子は、パパの登る姿を真似て亮介くんも何とか木の上へ。教えるじゃなく一緒に遊んで我が子に真似してもらえば、子供はさらに成長していく。
夜が深まり、子供たちが寝静まったあと、パパたちは焚火を囲みながら男同士のトークを弾ませた。「子供と一緒に寝ちゃったら負け組！　大人だけの焚き火の時間が楽しみ！」と江川さんは笑うが、結局「今日の○○ちゃん、あれスゴかったね」と話の中心はやはり我が子のこと。週末を旧友＆子供と楽しむパパたち。夜中のパパもいい顔してる、夜中のパパも男だぜぇ♪

左から佐藤淳さんと亮介くん（5歳）、江川航介さんと柊之介くん（3歳）・恭之介くん（5歳）、大道寺良平さんとつばきちゃん（5歳）