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「仕事にも役立つから育児を」という「悪魔の誘惑」

時代錯誤な「意識高い系」男子就活生

最近ある雑誌記者さんからこんなことを聞いた。売り手市場になっている就活において、「バリバリ働きたいので、将来結婚するパートナーには専業主婦になってもらって僕をサポートしてほしいです」と言ってのける男子学生が増えてきているというのだ。

今年の8月9日の「専業主婦をdisっていては、サラリーマンも幸せになれない」(http://ameblo.jp/toshimasaota/entry-11907399564.html)というブログで、私は、次のように書いた。

「妻が専業主婦なら夫は何もしなくていい」という価値観がまかり通っているうちは、企業は、妻が専業主婦であり残業もバリバリしてくれる男性を重用するだろう。

その学生は、旧態依然とした企業側の本心を見事に見抜いているわけである。

その女性記者さんは「そんな時代錯誤な……」と憤っていた。私も同じ気持ちだ。他人の結婚生活のことをとやかくいうべきではないということは重々承知している。しかし、「結婚相手を、自分の仕事を支える存在としか思っていないのだとしたら、仮に仕事では成功できても、人生に満足することはできないだろう」と、ちょっとだけ人生の先輩として、私は彼にアドバイスしたい。同時に「そういうことを伝える大人は周りにいないのだろうか」と不思議に思うのだ。

仕事に帰結する功利的な動機付けによって男性を育児や家事に引きずり込もうとするだけでは、景気が良くなればそれもほとんど水の泡になるであろうということがこのことからも想像できるのではないかと思う。

男性だろうが女性だろうが、ほめればいい

話をアエラに戻そう。

記事は「ほめる」という「家庭内インセンティブ」の必要性に話題をうつす。男性のやる気を引き出すために、男性の家事をほめるべきかという議論だ。「ほめて育てるほうが結局は家事分担がスムーズになって、お互いに笑顔になれる」
というのが推奨派の意見。一方で、「家事なんてやるのが当たり前のことなんだから、ほめられなきゃできないというのは単なる甘え。よってほめる必要などなく、無理矢理でもやらせるべき」というのが反対派の意見。

アエラが行った調査では約6割が不要派だったらしい。特に共働き女性の「断固反対」という声が目立ったという。「これまで私たちは感謝などされずにやってきたのだから、男だけほめられるというのはおかしい」という恨み辛みが根底にあるようだ。

同じ質問をされたら、私の答えはこうだ。「男性の家事をほめるべき、ではなく、男性であろうが、女性であろうが、ほめるべき」。

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