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「仕事にも役立つから育児を」という「悪魔の誘惑」

「仕事に役立つから育児しよう」というスローガンは違う気がする。仕事と家庭のことを対等に考えて判断できるようにならなければいけないのに、仕事に帰結する功利的動機付けでは、『仕事>家庭』という潜在意識からいつまでたっても抜け出せない。

イクメンをブームで終わらせないために

9/22発売の週刊誌アエラで「男の家事はほめるべきか」という記事が掲載されていた。私のブログのコメントもちょっとだけ引用してもらった。

「仕事に役立つから育児しよう」というスローガンは違う気がする。仕事と家庭のことを対等に考えて判断できるようにならなければいけないのに、仕事に帰結する功利的動機付けでは、『仕事>家庭』という潜在意識からいつまでたっても抜け出せない。結果仕事にも活かせることがたくさんあるというのはわかるけど、そういうインセンティブ提示は良くないと私は思う……というような話。これはずっと前からの私の持論でである。拙著『忙しいビジネスマンのための3分間育児』(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4799313223/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4799313223&linkCode=as2&tag=toshimasaot05-22)にもしつこいくらいに書いていること。

男性の育児・家事への積極関与は促していかなければならない。そこで仕事での成果をダシにして、男性を育児・家事へと誘えば、たしかに即効性がありそうだ。しかしそれは「悪魔の取引」であると私は思う。「やっぱり男は仕事で成果を出してなんぼなんだ」という意識を強化しかねないし、仕事の成果にもっと直結しやすいものが出てくれば、男性の意識はそちらに向かってしまうだろう。これではイクメンがブームで終わってしまう。単なる一時的な利益誘導であって、根本的に社会が変わったことにはならない。

そして何より、課題を課されると「最短時間で最大効果」を出そうとしてしまう発想自体が、旧来の男性的な発想、ある意味男の悪い癖であることも指摘しておかなければなるまい。ビジネス以外のほとんどのものごとは、そんなに直線的には変化しないのだ。

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