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【監修】生後2ヶ月から始めよう!赤ちゃんがパパ大好きになる遊び方って?

赤ちゃんにとって「遊び」は、心身の発達を促す大切な生活習慣の1つ。成長に合わせた遊びを実践してあげたいものだ。しかし、「どうやって遊んでいいのかわからない」というパパも少なくないだろう。パパが赤ちゃんと遊ぶときのコツと注意点について、NPO法人パパちから応援隊代表の赤松邦子さんに聞いた。

くりかえし遊びで
親子の信頼関係をつくる

「赤ちゃんが飽きるまで何度か繰り返してみてください。赤ちゃんの願いを叶えてくれるパパが大好きになります。パパは無言で動作しがち。声をかけながら遊んでくださいね。

とはいえ、赤ちゃんが喜んでいるからといって、激しい動きには要注意。パパの得意分野として、動きのある遊びをしがちですが、“揺さぶり症候群”を防ぐためには、「ゆっくり、やさしくが基本です。馴れないうちは、立たないで座ったままであやしましょう」。

生後2ヶ月頃~

ぐーぱーぐーぱー(にぎにぎ)
手を開いたり閉じたりするだけのあやし遊び。

赤ちゃんと目をあわせ、パパの顔の横でぐーぱーの動作をしながら「にぎにぎ」とゆっくり声をかける。月齢が進むと自分で手を動かすようになる。

生後3~4ヶ月頃~

口遊び
噛む力や舌の力が鍛えられ、言葉の発達にもつながる口を動かす遊び。

舌で上唇を “れぇろれぇろれぇろ”と言いながらなぞる。破裂音を楽しませる“ぱっぱっぱ”、「あー」と声を出しながら、手のひらで口をたたく“あわわわわ”など。

首がすわったら

ひこうきぶんぶん
パパのすねの上に赤ちゃんをうつ伏せに乗せて、手で赤ちゃんを支える。「ひこうきぶんぶん」と言いながら赤ちゃんをゆする。バランス感覚が養われ、背筋の力がつく。馴れるまではパパが手を添えて。安全ポイントはパパの両膝が開かないように。

おうまぱかぱか・うさぎぴょんぴょん
パパの膝の上や太ももの上に、赤ちゃんを座らせて「おうまぱかぱか」、立たせるように「うさぎぴょんぴょん」と声をかけながらパパの膝をバウンドさせる。最初は脚をつっぱっていた赤ちゃんも、だんだんと自分で楽しむようになる。

生後6ヶ月頃~

いない、いない、いた
「いない、いない、ばぁ」の方が一般的だが、「パパの顔が見えなくなってさびしい」という状態から、「出てきてうれしい」という感情を育てる遊び。赤ちゃんのパパを待つ気持ちには逆効果なので変顔をしてあげるのは2歳頃から。

シーツ遊び
パパとママが協力して行う遊び。シーツの上に赤ちゃんを寝かせるか、おすわり期なら座らせて、シーツの端を持って少し持ちあげて、左右にゆらゆらとやさしく動かす「ハンモック遊び」も。

 

教えてくれた人

赤松邦子さん監修

1959年生まれ。NPO法人パパちから応援隊代表。幼稚園教諭の経験を生かし、子育て支援、親支援を始めて23年。受賞歴に、2010年「第32回母子保健奨励賞」、2019年「第10回奈良県 あしたのなら表彰」など。

 

悩めるパパたちに向けセミナー「赤ちゃんと遊ぼう」

セミナーは、生後2ヶ月から楽しめる「あやし遊び」、パパが得意な「体を使った遊び」、身近にある材料を使う「手づくりおもちゃ」の計3回。

※2020年に公開した記事の更新版です

 

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