引っ越しシーズン到来!“働くママ”の理想の住まい選びのポイントとは?
2013/08/29
専門家への取材とアンケートで浮かび上がった“働くママ”の住まい選びのキーワードは、「職住近接」「コミュニティ」「周辺施設」「共有設備」。
住まい選びに重要な条件を働くママの視点で大調査!
女性の社会進出を後押しするさまざまな取り組みが世界中で行われる昨今、先進諸国との比較では、日本のこうした取り組みへの遅れを指摘する声も大きい。
そうした背景を踏まえ、トレンド総研では2月末~4月の引っ越しシーズンを迎えるにあ
たり、専門家への取材と働くママ500名へのアンケートによって、“働くママ”の理想の住まい選びについて傾向を調査した。
まず、専門家であるマーケティングライターの牛窪 恵氏が指摘したのは、
(1)職住近接 …… 職場やターミナル駅、空港などに、住まいが近いこと
(2)コミュニティ …… 近所付き合いや、“パパ友”、“ママ友”など、コミュニティを作りやすい環境であること
(3)周辺施設 …… 24時間営業、深夜営業のスーパーマーケット、保育所・幼稚園、公園、医療施設などが近くにあること
(4)共有設備 …… ごみステーションや宅配ボックスなど、意外に便利な設備にも注
目したい
という4点。間取りや設備の仕様といった住居内の充実度だけではなく、「住まいを取り巻く環境」についてもしっかり考えることが重要であることを意味している。
では、東京都在住の“働くママ”500名を対象に実施したアンケートでは、どんな結果が
でたのだろうか?
結論としては、牛窪氏が重要性を説いた「住まいを取り巻く環境」における4つのポイン
ト、「職住近接」、「コミュニティ」、「周辺施設」、「共有設備」については、回答者は決して少なくはなかったものの、住まい選びにおける優先度としては、後回しにされがちな傾向があることがわかった。
共働きのママを持つ世のイクメンたちとしては、引っ越しにあたって住まい選びには、こうしたポイントに配慮して、さりげなくパートナーをサポートしていただきたい。