何から始めればいい?男性育休の取得のための具体的なスケージュールを紹介!
2024/08/23
男性育休は、度重なる法改正により、より柔軟に育休取得できるようになってきた。制度を踏まえて、具体的な育休の取り方例を紹介しよう。
1. 「育休の取り方」
2. 「育休取得タイムライン&Todoリスト」
育休の取り方
現行制度では、「育休」「産後パパ育休」ともに2回に分割しての取得が可能。上図は共働きの場合の取得例だ。妻の体調や職場復帰のタイミングなども踏まえて夫婦で話し合い、自分たちなりの育休の取り方を考えてみよう。
なお「産後パパ育休」では、どうしても外せない仕事がある場合などは、会社と合意の上で育休中に一部就業することもできる。テレワーク等の働き方も広がっているので、個々の事情に合わせて検討してみよう。ただし、赤ちゃんのお世話は予想以上に大変。また産後のママは心身ともに不安定になることも多い。育休中は、あくまで「子育て&家事」をメインに取り組む心構えが大切だ。
なお、妻の妊娠・出産を申し出た労働者に対して、会社側が育休制度を案内し、育休取得の意向を確認することは法律上の義務となっている。早めに会社や周囲と相談し、余裕を持って業務の引き継ぎ・分担などの準備ができるようにしたい。
育休取得タイムライン
&Todoリスト
育休取得のためには、いつから何をすればいいのだろうか? 育休の取得まで、また育休開始後のタイムライン・Todoをまとめた。
FQ JAPAN VOL.71(2024年夏号)より転載