【男性育休体験談】頼れるものは何でも使う!睡眠時間を確保するための最適な段取り
2024/04/30
わが子とのかけがえのない時間を過ごすための男性育休。そんな、黄金のような体験をした先輩パパの体験談と一日のスケジュールをお届けしよう。今回は、第1子の誕生を機に、1ヶ月の育休を取得した外立さんに、子育てのコツを伺った。
2019年、化粧品メーカー・(株)ランクアップ入社。宣伝部、販売促進部、営業企画チームを経て、2023年より「ファンが一番大事チーム」所属。自社ブランドのファンへ向けたイベントの企画・運営に従事。第1子の誕生を機に1ヶ月の育休取得。
頼れるモノはなんでも使う
素直な姿勢が子育てのコツ
「産後の女性は身体も心も疲れていて大変だから育休は出産直後に取ってあげて」。そう同僚のママ社員にアドバイスされ、育休取得を決意した外立さん。職場も理解があり取得までは苦労はなかったが、すぐに育休取得が正しかったと思い知る。
「乳児期はミルクやおむつの感覚も短く、寝ている間も呼吸ができているか確認が必要で、目を離せません。ワンオペ育児では満足に眠ることも出来ません」。特に難しかったのが寝かしつけ。背中スイッチがひどく、布団に置いた瞬間に赤ちゃんが目を覚まして泣き出してしまい、そのまま次のミルクの時間になってしまう悪循環に陥ったそう。「横向きに寝かせてみたり、スイングベットやおくるみを試してみるなど、色々な対策をしてみました。頼れるものは何でも使って、夫婦で相談、協力することが重要だと感じました」。
分からないことは素直に尋ね、積極的に育児に関わる外立さん。できないことは教えてもらい挑戦し、上達を褒め合う。この過程こそ、夫婦の絆と親としての成長に繋がっていくはずだ。
1日のタイムスケジュール
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PM12:00 昼食・昼寝
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PM1:00 掃除・洗濯
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日中の子どものお世話は夫婦で交替して行う
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PM6:00 寝かしつけ
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PM7:00 夜ご飯
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PM8:00 お風呂 お風呂からママが眠るまでは夫婦の時間を楽しむ。
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PM10:00 ママ就寝 深夜は外立さんの担当。3位間おきに夜泣き、ミルクの対応を行う。
子育てで鍛えられた能力
育児を楽しむヒント
柔軟に最適な段取りを考える
急に泣き出したり寝てしまったり、子育て中は赤ちゃんに振り回されることもしばしば。そんなときこそ柔軟に対応し、最適な段取りを実践することで自分たちの睡眠時間を確保する。
新しい交流のなかに身を置く
子どもの誕生をきっかけにご近所や支援センターなどの交流の場が増えたという外立さん。幅広い年代の人との関わりはコミュニケーション力向上に繋がっている。
FQ JAPAN VOL.70(2024年春号)より転載