海洋ゴミをリサイクル! 海の豊かさを守る『サステナブル』なファッションアイテム3選
2022/03/11
サステナブルな行動が子供たちの未来を創造する時代、無駄な消費が今後の地球環境に大きく影響する。海洋ゴミからリサイクルをしたファッションブランドのサステナブルなアイテムをご紹介。
ファッション業界も
エコを意識する時代
ファッション業界の課題として、大量生産、大量消費、大量廃棄がある。生産過程では大量の水を使用し、約9万ktの二酸化炭素を排出している。また、化学物質により水質汚染も発生するなど、地球環境を脅かしている※。
※ 参考:環境省「サステナブルファッション」(www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion)
そして現在、海にはプラスチックなどの海洋ゴミがあふれている。こうした現状と向き合い、海をキレイにしながら衣類をつくり、その売上でさらに海をキレイにするという取り組みを行っているファッションブランドがある。
海洋ゴミを製品化する
プロジェクトが発足!
ヨーロッパ発サステナブルファッションブランドのエコアルフでは、海洋プラスチックゴミの回収・分別・再生を行い、新たに製品化するプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS」を発信。意図せず釣ってしまった海洋ゴミを分別・再生し、衣服として販売する取り組みを行っている。
「海洋ゴミに新たな価値を加え、継続的に海をキレイにする」というミッションを掲げ、衣服を通して海をキレイにすることで子供たちの未来を守るのが狙いだ。
そんなエコアルフから、パパやママも楽しめるアイテムが新登場。今回は、こちらの3点をご紹介!
すべてリサイクルでできたおしゃれで機能的なアイテムばかりとなっている。
SONIA ニットバレエ シューズ
海洋ペットボトルを再生し、ポリエステル素材を使用した超軽量のバレエシューズ。衝撃を吸収し、高いクッション性があるインソールで、長時間履いても疲れない履き心地の良さがママには嬉しいポイントだ。
超軽量なので持ち運びにも便利。旅行や学校の行事の履き替え用シューズとしてなど様々なシーンで使うことが可能。
BAREYO UTOジャケット
海洋プラスチックゴミを回収・再利用して作られたジャケット。シンプルなデザインの中に、シルエット変更が可能なフードデザイン、大振りな止水ファスナーなど、細かな機能が備えられている。
時間や季節にとらわれずに着用できる、持っていて損はない一着だ。
UTO ラージ ショッパーバッグ
エコアルフ主導の「UPCYCLING THE OCEANS」のプロジェクトから誕生したショッパーバッグ。海洋プラスチックゴミから再生されたアップサイクル素材を使用しているのが大きな特徴だ。メンズ・レディース関係なく使えるカジュアルなデザインで、どんなスタイルにもマッチする。
サイドのストリングスを引っ張ると素早い開閉が可能で、子供を連れての買い物にも便利。買い物以外にも旅行やアウトドア、ビジネス、マザーバッグなど多様なシーンで活躍する。
サステナブルな暮らしが未来を創る
サステナブルな暮らしや消費選択は、子供たちの幸せな未来を創る上で重要な活動だ。「私たちにできることは何か。」まずは身近なところから始めながら、意識を高めていこう。
文:道面梓