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外出せずに満喫できる! 実践者から学ぶ子供と楽しむ「おうちキャンプ」のコツ&工夫とは?

適度な“手抜き”キャンプなら
後片付けも楽ちん


自分好みの空間に整える

天気のいい休日は、バルコニーをデイキャンプ風にセッティング。「子供はとにかく外が好き。赤ちゃんもハンモックに揺られたり、葉っぱに触れたり、室内とはほんの少し違うことをするだけでいい刺激になるみたいです」と、夘木徳和さん。


腰掛けにもベッドにもなる設置型ハンモックは必需品

こだわりは、「自分の好きな空間を作り上げること」。一方で、手を抜く工夫も。例えば椅子は、キャンプ用の折りたたみ式ではなく、室内のスツールをさっと出して設置。BBQはホットプレートを使用する。「準備も片付けもキャンプより断然ラク。冷蔵庫があるので食品も衛生的で、ビールもキンキンです」。


拾い食い対策のため、レジャーシートはアルコールで除菌

赤ちゃんが動き回っても安全なよう、大きめのレジャーシートを敷き、パラソルで日差しをカットするなどの配慮も。


生後8ヶ月の莉人くん。見るものすべてに興味津々

PROFILE

夘木徳和さん、春香さん、和玖くん(3歳)、莉人くん(生後8ヶ月)
Instagram:@harunooky

テントのなかは、
子供たちの秘密基地


安全対策のため、小物は置かず、キャンプグッズはテントとテーブル、ベンチのみ

池田昌広さんが、おうちキャンプを始めたのは約2年前。「長女が1歳になり、そろそろキャンプデビューをさせたいと、メンテナンスのためにテラスにテントを干したら、初めて見るテントに大喜び。以来、天気のいい日にはテントをたてて遊ぶようになりました」。


ハイハイ期も安心の人工芝マット 

池田さんいわく、「キャンプ場ではパパがリーダーですが、おうちキャンプは子供がリーダー」。 子供たちの遊び場、秘密基地を作ってあげる感覚で、安全に、全力で遊び回れる空間を整える

例えば、テントの中で自由に寝転んだり、跳ねたりできるよう、布団を敷き詰めている。


ホットプレートで外料理

「特別なことをしなくても、外でご飯を食べたり、お花に水をあげたり、お昼寝をしたりするだけで子供が喜んでくれる“おうちキャンプ”は最高です」。


電動シャボン玉機はリアルなキャンプでも必需品

PROFILE

池田昌広さん、朋美さん、優月ちゃん(3歳9ヶ月)、咲陽くん(生後9ヶ月)
Instagram:@tsukihi_camp


文・写真:曽田夕紀子(株式会社ミゲル)

FQ JAPAN VOL.55(2020年夏号)より転載

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