時事・コラム

イクメンはやっぱりファッションだった!? 3児のパパが語る

父親は永遠にサポーターで終わるのか? 社会学的視点で子育てについて語る、宮台真司の「オトナ社会学」。連載第1回は『「家出」ができる子に育てよう。』法と言葉の奴隷とは何か。『ウンコのおじさん』の著者であり、首都大学東京の宮台真司教授に話を聞いた。【Part1】

損得勘定の中で動く
ファッション化のイクメン

私には子供が3人いますが、3人とも幼稚園に通わせています。初めは妻が専業主婦をする予定でしたが、近くの書店で働くことになりました。下の子はいったん保育園にいれたのですが、私が送り迎えを引き受けるということで、妻は働き、私がご飯を作ることにしました。実際にやってみると大変ですが、上の子から数えて9年間、幼稚園に通わせています。

そこで分かったのは、イクメンはやっぱりファッションだったということです。毎日送り迎えをしているように見える父親でも、2年以内に姿を見なくなります。子供の卒園などもあるでしょうが、その下の子も、さらにその下の子もいたとしても、だいたいそんな感じです。

かっこいいからとか、褒められるからとか、世の中の流れだからとか、損得勘定の内側でイクメンが進んできたなと思いますし、一部の幼稚園の先生もそうおっしゃっています。損得を超える感情の働きを、いかにすれば子供に実装させられるか。それが大きなポイントです。

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