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自分に合った助産師を探せるマッチングサービスが登場! 妊娠から育児までオンライン相談も可能

5月5日(国際助産師の日)に、日本初となる「助産師とのマッチングサービス」がリリース! 出産前後のみサポートを受けられるイメージの強かった助産師と気軽につながることで、産後うつや虐待などの問題解決の一助を担うことを目的としている。

昔は身近な相談相手だった助産師

近年深刻化している、産後うつや虐待の増加。これらの問題には「女性のライフスタイルや環境の変化」が大きく関係している。ただでさえ支援が必要な妊娠・出産・育児期だが、仕事と両立するケースも多く、自分のこころと身体をなかなか労ることができない人も少なくない。

昔は「産婆」と呼ばれる助産師が、出産時だけでなく生涯を通して相談相手となってくれるような存在だった。女性が自分の身体のことや子育てのこと、夫婦関係について相談できる存在として、誰の身近にもいたものだ。

しかし今は約9割の助産師が病院やクリニックで働いており、妊産婦がケアを受けられるのは入院中の5~7日のみ。昔の産婆のように、専門的にサポートしてくれる人は身近にいなくなってしまった。

こうした背景のもと、「妊娠・出産・育児や女性の健康をサポートする助産師を、再び社会的なものにする必要がある」という考えに至った株式会社With Midwifeが提供開始したのが、『Meets the Midwife』だ。

病院の外でも助産師とつながれる
マッチングサービス

2020年5月5日(国際助産師の日)より提供を開始した『Meets the Midwife』は、助産師と助産師のケアを受けたい人がマッチングできるプラットフォームだ。

今までは、助産師がどこで・どんなサービスを行っているかをまとめたホームページは存在しなかったが、『Meets the Midwife』は全国の助産師を分かりやすく可視化。助産師と助産師のケアを受けたい人が、病院以外でもより簡単にマッチングできるようになった。

身近に妊娠・出産・育児期をサポートしてくれる人がいることで、産後うつや虐待などの問題解決、女性の働きやすさ向上へとつなげることが目的だ。オンラインで全国の(世界中の)助産師とつながることができるので、海外で子育てをしている日本人家庭もサポートを受けられるのは心強い。

また、助産師同士の交流も容易になることで、助産師全体のスキル向上につながる効果も期待される。

『Meets the Midwife』は今後、助産師と一般の方のサポートだけでなく、女性活躍を応援したい企業や行政、団体も巻き込み運営していく予定だ。

DATA

Meets the Midwife

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