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インタビュー

いま一番、“家族”を謳歌している一家『カジサックファミリー』って? 人生に関わる問題は鬼の形相で叱る!

YouTubeで通してみるカジサックという父親は、育児や家事を体験しながら、“父親でいる喜び”を誰よりも満喫している。そして2月に待望の第5子誕生を控え、さらにパパ力をUPさせているようだ。

日々の些細なママの怒りと
人生に関わるパパの鬼怒り

梶原さんは非常に子煩悩で、奥様によると第1子の冬詩(とうじ)くんが生まれたときは、最初の子供ということもあってとにかく夢中。2人目の叶渚(かんな)ちゃんのときも最初の女の子ということもあって、これまた夢中。もちろん3人目の寅次郎(こじろう)くんも、4人目の千鈴(せんり)ちゃんもそう。

で、さぞや子育てには楽しい思い出だらけなのだろうと思いきや……。「しんどいことも多いです」と、つぶやいた。

子供たちの日々の些細な間違いや悪事に関しては、その都度、未来子さんが叱る。でも、少し大げさにいうと人生に関わるような問題については梶原さんが叱る。そう夫婦で取り決めてきたのだという。

梶原さん:「例えば、嘘をついたり約束を破ったり食べ物を粗末にしたり。そういうときには僕がガツンって怒るんです。でも、『そういうときにはできるだけ子供を守ってあげてね』ってヨメには言ってます。そうやって怒るときにはほんまに怖くないといけないと思っているので、心を鬼にしてめちゃくちゃ怖い人になります。」

未来子さん:「上の子供たちが小さいころ、夫は仕事で地方にいることも多くて。でもそんなときに子供たちが悪いことをしたら『パパに言うよ』って言ってたんです。それで、どれほど悪いことをしたのかをわかってもらえました。」

梶原さん:「それは今でも変わりません。僕がたとえば大阪にいるときに、子供がなにか悪いことをしてヨメから電話かかってきて状況を聞いたら、その電話口で子供をきっちり叱ります。すぐ言うこと聞いてくれるんですけど、僕は電話切ってひとりで寝るときに泣く(笑)。叱り役ってむちゃくちゃ辛いんですよね。」

そして叱った分の2倍も3倍も笑わせる。子供たちの過ちについては、最後抱きしめて終了。1秒後には変顔で笑いを取りに行く。叱ったのは、間違った行いに対してであって、子供本人への憤りではないことを小さいころから4人には伝えてきたのだという。

続きはFQ雑誌版で!



 

PROFILE

カジサックファミリー

お笑いコンビ「キングコング」のボケ担当・梶原雄太さんことカジサック。妻は妊娠中の未来子さん(ヨメサック)。12歳の冬詩(とうじ)くんを筆頭に、10歳の叶渚(かんな)ちゃん、7歳の寅次郎(こじろう)くん、3歳の千鈴(せんり)ちゃん、そして2月には第5子が誕生予定。総勢7人の大家族。

YouTubeチャンネル:カジサック KAJISAC


Photo » NATSUKI MATSUO (NAOTO OHKAWA Photography, inc.)
Text » YUKI IMATOMI
Styling »NOBUHIKO KUBOTA

FQ JAPAN DIGEST VOL.51(2019年冬号)より転載

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