新学期スタートを上手く切るには? 我が子の気が緩む休日にあなたができること
2019/10/30
子供が登校を再開しなければならない時期が来た。どこの子供も学校生活に戻ることになる。友達と再会し、家から離れ、新学期を楽しむことを心待ちにしている人もいれば、学校に馴染めるかどうか心配な人もいるだろう。子供だけでなく、親もそうである。学期スタートを最小限のストレスで通うためのヒントになるだろう。
子供がスムーズに復帰できるように
土日に2日間休んだだけで、月曜日に登校を再開するのが辛くなるものだ。ましてや1週間以上も休んでいたら、その辛さたるや比較にならない。始業式までの数日間、子供に早起きを習慣づけてあげるのがよい。そうすることで、学校生活が再開してもスムーズに適応することができるようになる。特に、だらだらした生活を好むように成長してしまった年長の子供にとってはとても有効な方法だ。
子供の言葉に耳を傾けよう
初登校を控えた子供には、これが大きな一歩となる。楽しい時間にしてあげることが重要だ。学校や保育園に子供を送るときには、実は親も不安を感じている。前向きに!子供は感受性が豊かなので、パパママが心配しだしたら子供も心配になってしまう。学校の始まりを楽しみ、初日の終わりには子供の言葉に耳を傾けなければならない。まずは成功を褒めてあげ、心配事があれば相談にのってあげて子供を安心させてあげよう。
自立させよう
学校に早く慣れるには、友達を作るのが一番だ。子供の友達やその親のことを知ろう。友情を築くのは早期に学校に適応する一番の近道だからこそ、あなたの手助けが必要だ。そもそも、同じ船に乗る同志である友達の親と知り合いになるのは、パパママにとっても役に立つはずだ。親子で一緒に遊ぶ「プレイデート」の約束をして、子育ての負担を共有しよう!
ストレスを発散させよう
子供にとって、学校は一日の始まりでも終わりでもない。宿題や試験の準備はストレスフルなものだが、力を抜き、リラックスするのも重要なスキルだ。趣味に没頭することにより、子供は創造性を育み、真に情熱を注ぐ対象を発見することができるし、何よりもストレス発散にもなる。自信を付けることにもつながるし、友達作りにも役立つ。学校で習ったことや他の機会に学んだことを活かすチャンスもあるかもしれない。
宿題に取り組ませよう
宿題への対応は、親と子供の両方にとって悩みの種だ。まず、子供がしっかりと宿題をやっているかどうかが心配になるだろう。次に、自分が宿題の手伝いができるかどうか心配になるだろう。担任の先生と話し、履修範囲を知っておくのが良い。
「BBCバイトサイズ」のようなウェブサイトを上手く活用すれば、様々なトピックをカバーすることができる。このウェブサイトは、子供と一緒に取り組むことができるよう工夫がなされている。場合によっては、子供の学校も、自宅学習を助ける教材を掲載した独自のウェブサイトを有しているかもしれない。子供が特定の科目に苦労しているようであれば、補習や補講の有無を学校に問い合わせてみるのも良い方法である。
あなたの助けがあれば、子供はすぐに学校に適応できるようになるに。まるで長期休暇などなかったかのように。
Text:シーマ・アイヤー
イギリスの育児雑誌「FQUK」より転載
父親の育児雑誌『FQ JAPAN』の兄弟誌。セレブパパの子育てインタビューや、最新の育児アイテム、お出かけ情報などを配信している。