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子供が健康に育つ
空気環境の作り方講座

子供は、大人の2倍も多く空気中の汚染物質を吸い込んでいるという。だからこそ部屋の空気がキレイになれば、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギーとは無縁の元気な子供に育つ!

子供は、大人の2倍も多く空気中の汚染物質を吸い込んでいるという。だからこそ部屋の空気がキレイになれば、
アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギーとは無縁の元気な子供に育つ!


4割の子供がアレルギー原因の鍵を握るのが“空気” 

「飲料水」と「食べ物」の安全に気を使う人は多いが、「空気」にはどれくらいの人が注意を払っているだろうか。今、高濃度大気汚染物質PM2.5が社会的な問題となっているが、次のような驚くべき数字がある。

「食物7%、水8%、空気85%」
これは1日に口にする食物と水と空気の摂取比である。人は飲料水2kg、食物2㎏を摂取し、そして約18㎏(※)の空気を吸って生きている。今回、空気の重要さについてお話ししてくれたのは、建築学や住居学、医学、環境工学の専門家らで設立された「(社)日本建築医学協会」理事長・松永修岳さん。 
「体重1kg当たりで比較すると、子供は大人の2倍多くの呼吸量があります。そうなると空気中の化学物質も子供のほうが2倍多く取り込んでしまう計算になります」。

東京都福祉保険局の3歳児対象の調査結果(平成21年度)によると、回答者の約4割にぜんそくや食物アレルギー、アトピー性皮膚炎といったアレルギー症状があるという。
「これらのアレルギーの原因物質が、ダニやホコリ、化学物質などです。食べ物であれば嘔吐や下痢によって体外に排出することもできますが、汚染された空気だと肺からそのまま血液に乗って全身に運ばれてしまうので大変危険です。空気85%という数字から考えれば、安全な飲料水や食べ物と同じように、子供たちには質の高い空気を与えたいものです」。

※1回の呼吸量を0.6ℓ、1日の呼吸回数を2万5千回、1㎥あたりの空気の重さを1.2㎏として計算した場合(参考資料:東京都福祉保険局「室内空気中の化学物質についての注意点」)。

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