子供でも簡単に作曲できる!? ゲームを使った楽曲づくりにワクワクが止まらない!
2019/08/20
夏休み真っ只中の8月7日、サウンドアーティストの仕事を体験できる子供向けワークショップが都内で開かれた。参加した子供たちはどんな風に楽しんでいたのだろうか? 当日の様子をレポート!
サウンドアーティストの
リアルな仕事を体験!
8月7日(水)に開催された、サウンドアーティストの仕事を体験できるワークショップ「サウンドアーティストになろう」。
サウンドアーティストってどんな仕事? 音楽を習ったことがなくてもなれる? そんなギモンを持つ子供たちが、みんなで一緒に音楽づくりを楽しむイベントとなった。
今回はその様子をレポート!
ユニットメンバーと
“発注書”に沿って曲づくり!?
講師を務めたのは、プロのゲーム音楽作曲家である佐野電磁さん。今回のワークショップでは、複数人でグループ(アーティストユニット)を組んで、協力しながら曲作りを行うようだ。
まずはユニットを組むことになるメンバーと挨拶を交わし、自分たちのアーティストネームやロゴを作る。どのチームもたくさん悩んで、納得いく仕上がりになるよう話し合う。
いよいよ楽曲制作をスタート! 封筒を一つ選ぶと、中には「発注書」が。各アーテイストに作ってもらう曲のテーマが書いてあるのだ。
今回選ばれたテーマは、「コンビニに入った時に流れる曲」「文房具屋さんの曲」「魚屋さんの曲」「電車の発車メロディー」「Youtubeのジングル」の5つ。
それぞれのチームで企画会議をして、Nintendoswitchの音楽制作ソフト『KORG Gadget for Nintendo Switch』を使いながら楽曲を作り始める。
発注書に書かれている依頼内容と照らし合わせながら、
「今作っている曲、かっこいいんだけど……コンビニに入ったときに流れる曲ではないなぁ」
「文房具屋さんの音楽、もっとゆっくりにしたい!」
「Youtubeのジングル曲、テーマは”闘い”にしよう!」
と、いろんな意見を出し合う。
テーマにあわせてみんなで一つの曲を作るのは難しいけれど、子供たちにとっては新鮮で楽しい経験なのかもしれない。
そして最後に、アーティスト名と作った曲を発表! どの曲も発表会が始まる直前まで苦労して作りこんだ自信作ばかり。お気に入りの曲が出来上がって嬉しそうだ。
発表会の様子。(YouTubeより)
今回の参加をきっかけに、これまで音楽に親しみがなかった子も、クリエイティブや表現することの楽しさを学んだはず。
こういったワークショップへの参加が、子供の「好き」を見つける手がかりになりそうだ。
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