『女性はキッチンにいるものだ』に激怒。メーガン妃が11歳で取った行動とは
2019/02/11
ハリー王子との結婚した、メーガン(サセックス公爵夫人)。わずか11歳で女性の地位向上の活動を始めていたというから驚きだ。小さな一歩だとしても、動きを続けるのが大事だと彼女は言う。
少女時代から女性の地位向上の
活動をする新時代のプリンセス
女優からイギリス王室入りしたメーガン・マークル。格調高い同王室がアメリカ人で、バツイチで、女優で、黒人とのハーフの嫁入りを許したことに驚いたが、メーガンがブエノスアイレスのアメリカ大使館でインターンをしていたこと、また、わずか11歳で女性の地位向上の活動を始めていたことを知り納得した。
ハリー王子と出会う前の2015年に開かれたUNウィメンのイベントでメーガンは、「11歳の時、『全米の女性が油の付いた鍋やフライパンと戦っている』というテレビのコマーシャルに男子が『女性はキッチンにいるものだ』と反応したことに怒りとショックを感じ、(当時のファーストレディの)ヒラリー・クリントンや子供ニュース番組の司会者、洗剤メーカーに手紙を送りました。数週間後、クリントン夫人や司会者から激励の手紙が届き、子供ニュース番組は、自宅にカメラクルーを派遣してニュースとして取り上げました。そして、約1ヵ月後、洗剤メーカーは、キャッチコピーを『全米の女性』から『全米の人々』に変えました。この経験を通して、自分のアクションがもたらす大きな力に気づき、11歳でもインパクトを作り出すことができると知ったのです」と話し、自分の活動なんてたかが知れていると思わず、女性の地位向上の動きを続ける大切さを訴えた。
9月にチャリティー料理本を出版し、セレブとしての地位を使って慈善活動にさらに燃えるメーガン。やんちゃなハリー王子が身を固める決心をしたのもうなずける。
Text >> IZUMI HASEGAWA
FQ JAPAN VOL.49より転載