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子供ができてもクルマは買い換えなくて良い!? イマドキパパの愛車事情

子供ができたら、大切な愛車を手放してファミリーカーに切り替えるパパは多い。しかし最近は、今乗っているクルマをそのまま"ファミリーカー仕様"にすることもできるのだ。気分の上がるクラシックカーに親子で乗って、ドライブを楽しもう。

スタイルある育児の
基本は「ママ目線」!?

「要するに子供ができてもクラシックカーを諦めなかった往生際の悪い夫婦なんです」。

そう話すのはメディアやイベントのプロデューサーとして活躍する引地海さん。「実はこのクルマ、もともとは妻が結婚前から乗っていたものなんです。『子供が産まれたらミニバン』も理解できるんですが、どうしてもこのクルマだけは手放せませんでしたね」。



スタイリストの奥様は、撮影現場でのお仕事も多く時間に融通が利かない。一方、企画や編集の引地さんは時間的な調整をつけやすい。長男誕生をきっかけに働き方を変え、家事育児に参加しやすい環境を自ら作ったという。掃除・洗濯・料理を中心に子供の送り迎えも行い、明確な担当制ではないものの、臨機応変に動くのはパパの方だとか。

引地さんの愛車、1986年式メルセデス・ベンツ280E

「クルマだけでなく育児全般に言えるのですが、モノ選びの起点はママに置くようにしています。男性が育児を楽しもうとする姿勢は良いのですが、男って油断するとすぐ楽しさだけに走りがち。育児は生活そのものなので実用性が不可欠ですよね。それが担保された範囲内でいかに楽しむかがポイントです。クラシックカーも決して実用性があるとは言えませんが、そもそもこのクルマはファミリーカーである前に妻が仕事で使うクルマ。その事実をベースに、そこにできる限り育児の要素を組み込んでいったんです。最新型チャイルドシートを装備したり、ポータブルDVDプレーヤーを外付けしたり、クラシックカーでも工夫できることはたくさんあります」。

DVD本体のスペックにはあまりこだわらず、クルマ取付け用ベルトがあるかないかが最大のポイントでした。次男が幼児だったころは一台でなんとかなっていたんですが、最近は自分の意思を持つようになったのでもう一台追加しました。車内ではもっぱらジブリかスターウォーズです。

回転型ベビーシートのエールベベ・クルットは、妻がママ友から「頻繁にクルマに乗るのであれば絶対これだよ!」と聞いてきたもので、長男の時からずっと愛用しています。乗り降りの時に本当に便利です。2台目となる長男のものは、よりコンパクト性を重視し、コンビのジョイトリップエアスルーにしました。通気性もよいというのが、クーラーの効きが悪い古いクルマにおいては嬉しいポイントです。

さらに最近では同世代のクリエイターパパ達が、実用性とスタイルを兼ね揃えた育児グッズを開発しているという。

「男性目線で育児に関わったからこそ見えてきたこともあります。かっこいいパパスタイルはこれからもどんどん進化していくと思います」。

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