夢のタネを与える父親のスタンスを学ぼう! 人気塾「探究学舎」とは?
2018/08/11
多くの親が願うのは、子供の幸せ。だが偏差値の高い学校を出て、高給の仕事に就くことだけが幸せではないはずだ。どうすればワクワクするような幸せな人生を歩めるのだろうか? 「探究学舎」の宝槻先生に話を聞いた。
三鷹の人気塾「探究学舎」に潜入!!
「アクティブラーニング」を知ろう
「アクティブ・ラーニングを活用しなければ、子供が持つ本来の能力が開発されることはありません」。そう話すのは、東京・三鷹にある探究学舎代表の宝槻泰伸先生。
アクティブ・ラーニング(以下AL)とは、2012年中教審答申によると「学生が主体的に問題を発見し解を見出していく能動的学修」のこと。つまり、思考力・判断力・表現力といった知識の“活用力”のことで、グループ・ディスカッションなどを通じて得られる主体性や協調性も含まれる。
探究学舎の授業法はまさにALそのもの。合格にも成績にもコミットせず、子供の「知りたい!」「やりたい!」という好奇心を育てる探究型授業を提供する。しかも、国語や算数などの“科目”ではなく、生命・元素・歴史・ITといった “テーマ”で教え、子供の興味を育てるのだ。
知りたい! やりたい!
好奇心を育てる探究型授業
今、ALがホットな最大の理由は、日本社会が直面する深刻な少子高齢化・グローバル化・高度情報化だ。これらの変化を乗り越えるためには、ただ知識を蓄えるだけでなく、得た知識を活用して新たな問題を発見し、それを解決する力が求められる。
「ただ能力が高いだけでは人は幸せになれません。高給などの外発的な動機ではなく、『好きなことを研究したい!』『人の役に立つことがしたい!』といった内発的な動機が伴わなければ、人は自分の持つ真価を発揮できないものなんです」。そのために欠かせないのが「興味開発」だという。