夫がする家事や育児は「最低賃金以下」!? 妻の評価とホンネが明らかに
2018/08/01
最近よく取り上げられる「家事は仕事か?」問題。実際に賃金は発生しないにしても、妻はどれくらい自分の家事や育児を評価してくれているのだろう。夫の家事を時給換算するといくらになる? 普段の頑張りは妻へ届いているのか? 気になるパートナーのホンネを探る!
妻は自分の働きを
どれくらい評価している?
――もしも自分が行う家事に”賃金”が発生するなら、いくらに換算されるだろうか?
家庭に協力的な父親なら、一度は考えたことがあるかもしれない。
夫婦で分担しながら毎日行っている家事。妻は自分の働きをどれくらい評価してくれているのだろう……。
家事支援サービス事業を手がける株式会社カジタクは、こういった夫婦の家事に関する実態を探るべく、20~59歳の既婚男女を対象にアンケートを実施。その結果から見えた、夫の家事や育児に対する妻のホンネとは?
夫婦間でここまで違う!
家事・育児の意識
妻が思う「夫の家事・育児に対する”時給”」はいくら?
「もし仮に、仕上がりや出来栄えを考慮し、あなたご自身および配偶者が行う家事・育児に時給をつけるとしたら、いくらくらいだと思いますか?」
この質問に対し、妻が回答した時給の平均額は「784円」。これは、東京都の最低賃金(地域別最低賃金/2017年10月1日改正)の時給額958円より、174円も低い……。
また、妻の11.7%は夫の家事の時給を「100円未満」と回答。「500円未満」と回答した妻(13.2%)を合わせると、全体の1/4に値する24.9%まで積み上がった。
出展:カジタク
夫の行いに対する妻の評価はかなり厳しいが、夫が思う「妻の家事・育児の時給」は1,340円だったという。夫は妻の家事・育児を高く評価しているようだ。