“人間離れした”エンターテイメントに子供たちも釘付け!
2014/02/24
「シルク・ドゥ・ソレイユ」のスーパーサーカス第10弾『ダイハツ オーヴォ 日本公演』がいよいよ開幕。FQ編集部でも早速シルクのエンターテイメントを体験してきた!
日本でもすっかりお馴染み、カナダ・ケベック州発祥の世界最高峰のエンターテイメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のスーパーサーカス『ダイハツ オーヴォ』日本公演がいよいよ開幕。FQ編集部でも早速極上のエンターテイメントを体験してきた。
舞台は草木の下で暮らす昆虫たちの世界。開演前から会場には虫の羽音がこだまし、昆虫たちが観客の目の前を闊歩する。「オーヴォ」とは、ポルトガル語で卵のこと。生命の源でもある卵を巡って物語が展開するファンタジー作品だ。3歳からの子供券も販売しており、子供連れの来場者も多く見られた。
そしていざステージが始まると、そこは圧巻のアクロバットサーカスショー。蝶のカップルがロープを使って美しく空を舞う「バタフライ」、コオロギの群れが壁面をリズミカルに飛び跳ねる「ウォール」など、迫力満点のパフォーマンスに子供たちも目が釘付けだ。
今回、物語のガイド役であるクラウンを務めるのは、日本人の谷口博教さん。ハエのフォーリナーをコミカルな表情とアクションで演じ、会場を大いに盛り上げる。日本人がクラウンを務めるのは今回が初。コオロギ役から大抜擢されたという、谷口さんの演技にも注目だ。
東京・お台場ビッグトップでの公演は6月29日まで。その後、大阪、名古屋、福岡、仙台を巡り、全国のファンにパフォーマンスを披露する。シルクでしか味わえないファンタジー×アクロバットの世界。幼い頃からホンモノに触れさせることも大切な“教育”。それも父親の大切な役目なのである。
Text>>MUNEKATASUMITO
Photos : OSA Images, Benoit Fontaine Costumes : Liz Vandal (c) 2009 Cirque du Soleil (c) 2013 Fuji Television
(2014.02.24)