【保存版】離乳食の進め方 目安表
2018/01/12
大人の食べる様子をじっと見つめるようになってきたら、それは離乳食開始のサイン。ここでは、キホンとなる離乳食の進め方を紹介しよう。
成長に合わせて
ステップアップ
離乳食は目安として、初期・中期・後期・完了期と4分類できる。
食べ物の硬さとして、初期はドロドロしたポタージュ、中期は豆腐のような舌でつぶせる程度、後期はバナナのような歯茎でつぶせるようなもの、完了期は肉団子のような歯茎で噛めるものを与える。
食事の回数もそれぞれの期間によって変化。
初期は1日に1~2 回、中期は1日2回、後期・完了期は1日3回と徐々に増やしていく一方で、母乳やミルクの量は減らしていく。
進めていくなかで、子供が食べるのを嫌がる場合は無理に与えても逆効果。焦らずに、気分や成長に合わせて少しずつステップアップすることが大切。
CHECK 離乳食を始める目安
①首のすわりがしっかりしている。
②支えてあげると座れる。
③食べ物に興味を示す。
④スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。
CHECK 離乳食の進め方目安
①初期(ゴックン期)
●月齢
5~6ヶ月頃
●食べ方の目安
子供の様子を見ながら1 日1 回ひとさじずつ始める。
母乳やミルクは子供が飲みたいだけ与える。
●食べさせ方のポイント
赤ちゃんをひざに抱き少し後ろに傾けるようにすると食べさせやすくなる。
②中期(モグモグ期)
●月齢
7~8ヶ月頃
●食べ方の目安
1日2回食で、食事のリズムをつけていく。
いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように、食品の種類を増やしてい く。
●食べさせ方のポイント
平らなスプーンを下唇にのせ上唇が閉じるのを待つ。
飲み込みやすいように、 とろみをつけるのもよい。
③後期(カミカミ期)
●月齢
9~11ヶ月頃
●食べ方の目安
食事のリズムを大切に、 1日3回食に進めていく。
家族一緒に楽しい食卓体験を。
●食べさせ方のポイント
丸み(くぼみ)のあるスプーンを下唇の上にのせ、上唇が閉じるのを待つ。
柔らかめのものを、前歯でかじり取らせる。
④完了期(パクパク期)
●月齢
12~18ヶ月頃
●食べ方の目安
1日3回の食事のリズムに合わせて、生活リズムも整える。
自分で食べる楽しみを手づかみで知る。
●食べさせ方のポイント
手づかみ食べを十分にさせる。
参考:「おかあさんの育児を応援する離乳ガイド」社団法人 日本栄養士会
*この表の進め方はあくまでも目安。その日の子供の食欲や成長・発達の状況に応じて、食事の量を調整しよう。
FQ JAPAN DIGEST VOL.43より転載