イタリア親子の休日は、プラダで現代アートを堪能!
2017/01/17
イタリアのファッションブランド「プラダ」がつくった現代アート複合施設。1910年代に建てられた蒸留所を改築したという建物の中で行われる、子供しか参加できない無料ラボの内容とは……?
1910年代に建てられた蒸留所を改築してできた建物。広大な敷地にアートギャラリーが広がる。
世界の子育て事情を発信するWORLD DAD JOURNAL。イタリアのファッションブランド「プラダ」がつくった現代アート複合施設。1910年代に建てられた蒸留所を改築したという建物の中で行われる、子供しか参加できない無料ラボの内容とは……?
今、ミラノで最も話題のスポットの1つが、ファッションブランドのプラダが昨年オープンした現代アート複合施設「フォンダツィオーネ・プラダ」。実はその中には「アカデミア・デイ・バンビーニ」というキッズ向けのスペースがあり、そこでは週末に子供向けの無料ラボが行われている。ちなみに9月から行われている新プログラムはマリオネットとロボット。前者では、子供たちは操り人形の1つである「マリオネット」の動きを学んだあと、実際に自分たちで人形を作って実演に挑戦。ラボは子供だけで保護者は入れないので、1時間強のラボの間、パパは現代アートをのんびり堪能することができるのだ。
「マリオネット」のラボでは人形達の動きのしくみを理解したり、実際に操り人形を作ったりする。
Text » MIKI TANAKA
※FQ JAPAN VOL.41(2016-17年冬号)より転載