儒教社会の韓国で巻き起こるイクメンブーム
2015/12/07
儒教思想が根強い韓国では「家事や育児は女性の仕事」として、男性が関わることは敬遠されてきた。しかし現在、父親たちの家事・育児への意識が急速な変化を遂げている。
儒教思想が根強い韓国では「家事や育児は女性の仕事」として、男性が関わることは敬遠されてきた。しかし現在、父親たちの家事・育児への意識が急速な変化を遂げている。2014年に4.2%だった男性の育児休暇取得率も、今年上半期には5.1%に増加しており、子供を連れて買い物や遊びに出かける父親の姿を街でよく目にするようになった。また、テレビでも「イクメン」をテーマにしたバラエティ番組が増えており、特に、男性芸能人が自身の子供たちと留守番や旅行を体験する「スーパーマンが帰って来た」は、彼らの素の姿が見れると視聴者に好評だそうだ。
Text » MIWAKO HARA