【クリス・ヘムズワース】 「父親」とは、家族とともに過ごすこと。
2014/08/30
世界を熱狂させたふたりの男が繰り広げる壮大なヒューマンドラマ「ラッシュ/プライドと友情」の主演、クリス・ヘムズワース。 仕事よりもはるかに大切な「家族」の存在が、役者としての彼をさらに輝かせている。
子供のころからワイルドな生活を送ってきた
クリスの父親っぷり
『マイティ・ソー』で主役を務め、大ブレイクを果たしたクリス・ヘムズワース。クリスといえば、筋骨隆々のアクションスターとして知られているが、”ホットダディ”といわれるほどイクメンにして愛妻家であることも、すでにハリウッドでは有名である。
今年2歳になるインディア・ローズちゃんの父親であるクリスは、さらに今春、双子が生まれてくることが待ちきれない様子で、さまざまなメディアで「信じられないほどエキサイティングだ」と話している。
クリスはオーストラリアのメルボルン出身だが、野生生物の宝庫と言われるノーザンテリトリーのバルマンを行き来しながら幼少期を過ごした。
「子供時代の思い出はワニやバッファローだよ」と話すほど、子供のころからワイルドな生活を送ってきたクリス。それだけに現在のアクションスターの座も自然の流れのように見える。
子供を持つことは
人生で最も素晴らしいこと
マッチョなボディで、愛娘のインディア・ローズちゃんを愛おしそうに見つめながら抱いているシーンがよくパパラッチされていることからも、クリスにとっては家族がとても大切なことが見て取れる。
「子供を持つと人生が変わる。人生で本当に重要なことが何かがわかるんだ。家にちゃんといて、家族とともに過ごすこと。それが父親になるってことさ」。
そう語り、父親であることが好きだと話すクリス。
「子供を持つことは、これまで生きてきた中で最も素晴らしいことだよ。仕事に行けば、娘のことを考えているし、仕事をしていない時は、いつも娘と一緒にいる。親になるということは、私たちの内側にある子供の部分を引き出してくれると思うし、それはとても素敵なことだ。それに、誰かと一緒にいるだけで何もせずに何時間も飽きずに過ごせるなんて、なんて素晴らしいんだろう」。
最近、クリスはインスタグラムに「僕のプリンセス」とコメントを添えたインディア・ローズちゃんとのツーショット写真をアップした。そんなインディア・ローズちゃんのためなら汚れたオムツだって変えるし、寝かしつけるのに効果的なミニチュアのハーモニカも携帯する。夜泣きの時には、ベビーカーに乗せて夜の散歩にだって出かけていく。
「最近はよく眠るようになったんだ。それは僕のおかげじゃなくて、妻のおかげだよ」。
そんなスペイン出身の女優である、妻のエルサのことは「本当に素晴らしい人」だと語る。クリスが愛おしく見つめるのは、なにも愛娘だけではない。
「僕はただラッキーなだけなんだ。僕にはよき夫でいられるようにしてくれる妻がいて、こんなに素晴らしい家族がいる」。
去年の11月に双子の妊娠が発覚してから、エルサは家族の時間を優先すると各メディアに話している。そんな彼女の気持ちにクリスも同調し、何事にも家族を優先させると話している。