【アメリカの子育て事情】ポジティブな’パパ像’を学ぶ「父親育成プログラム」
2023/04/15

世界の“子育て事情”をお届けするWORLD DAD JOURNAL。今回はアメリカで運営されている、メンタリングや教育といった子育てサポートを父親に提供する「バッファロー・ファーザーフッド・インスティテュート」を紹介する。
ポジティブな父親像を学ぶ
父親育成プログラム
メンタリングや教育といった子育てサポートを父親に提供する「バッファロー・ファーザーフッド・インスティテュート(Buffalo Fatherhood Initiative)」。父親が信頼できる養育者になることで、子供たちの生活や総体的な幸福度を向上させることを目的に2017年に創設。
13週間の父親育成プログラムではコミュニケーション・スキルなど養育について学び、カウンセリングを受ける。参加者は「これまで描いていた父親像が変わった」「養育者として仲間がいると励まされた」と評判も上々。
*メイン画像:少人数の父親で自由に討論するフォーカスグループも実施。これを通じて父親がよいコミュニケーターになることで、家庭内の争いを減少させ、結果的に子どもたちのトラウマやストレスを減少させる。
DATA
バッファロー・ファーザーフッド・インスティチュート
bppn.org/programs/buffalo-fatherhood-initiative
文:大山真理
FQ JAPAN VOL.66(2023年春号)より転載