【ドイツの子育て】2ヶ国語で育つ子どもがたくさん!国際児童図書館で無料読み聞かせ
2023/07/24

世界の“子育て事情”をお届けするWORLD DAD JOURNAL。今回は、多言語で読み聞かせを行うドイツの児童図書館を紹介する
多言語で読み聞かせを行う
ミュンヘンの国際児童図書館
ドイツの人口は帰化した人も含め、約4分の1が外国との繋がりがある。ハーフやクオーターも多く、2ヶ国語で育つ子どもがたくさんいるのだ。
約23言語の児童書が並ぶ世界最大の国際児童図書館では、定期的に父母のボランティアによる絵本の読み聞かせを無料で開催している。読み聞かせに使う言語は毎回異なるため、家庭では使わない単語を覚えたり、違う国の文化を知るなどの効果が期待できる。
国旗で言語分けされている館内。日本語の本も豊富で絵本から中学生向けの小説まで揃う。
*メイン画像:参加児童数は最大15人程度。男性の読み聞かせも。
DATA
国際児童図書館
FQ JAPAN VOL.67(2023年夏号)より転載
写真・文:町田文