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【ラン活2021】早まるラン活! 出遅れるとわが子は6年間不満を背負うことにも

もうすぐ入学式シーズンだ。わが子も数年後には小学生か、とちょっと感慨にふけりそうなパパもいることだろう。いや、2021年に新入生になる子供のパパも、そろそろ考え始めなければならないことがあるのだ。それがランドセル選びだ。

来春入学組のラン活開始

小学校に入学する子供のためにランドセルについて調べ、選定し、購入する「ラン活」。最近では少子化を背景に高級志向となっている。時期的にもどんどん早まり、すでに2021年入学に向けてカタログ請求を受け付けているメーカーも数多くある。

株式会社MayLightが運営するサイト「ランドセルの通知表」のチームが行った調査によると、ランドセルの購入予定時期のトップは3月だった。これは2021年に入学する子供がいるパパママ対象に行ったもの。そう、もうカタログを集めたり展示会に足を運んだりして絞り込む時期なのだ。

3月に続いて5月、8月、12月が多いが、これらはゴールデンウイーク、夏休み、冬休みの時期にあたる。こうしたタイミングごとに人気商品は品薄になっていくことに留意しておく必要がある。



人気色、選ぶ際のポイントは?

さて、ランドセル選びのポイントはどのようなものだろうか。昔に比べるとランドセルはカラフルになったが、男の子の購入予定の色は黒が1位、2位は紺と、オーソドックスなカラーがまだまだ人気のようだ。。

女の子は1位が桃色、2位が赤だ。こちらも定番カラーが人気という結果だが、赤系でも少し華やかで可愛らしさのある桃色がトップになるあたり、女の子にはランドセルにもファッションアイテムとしての要素が加わろうとしているのではだろうか。

もっとも、この調査で「購入の際に重視すること」を尋ねたところ、色やデザイン以上に「耐久性・丈夫さ」「重さ・背負いやすさ」が大事という結果が出た。6年間毎日使うものだから、これには納得だ。



卒業のとき、改めてランドセルを

最終的にランドセルを購入する際、子供の意見を尊重することになるだろう。6年間も使い続けるものを買ってもらうのは、子供には初めての経験になるはずだ。ただし、買ってもらったときのことを卒業するまで子供が覚えているかはあやしい。小学校の6年間で、わが子はあまりに多くの経験をし、大きく成長していくのだから。

だったらパパママが、ランドセル購入のときの思いや子供がどんなふうにランドセルを選んだか、記録を残しておいてはどうだろうか。そして卒業のとき、それを聞かせてあげよう。きっと子供にとっても、6年間を振り返るいい機会になるだろう。そして小学校とランドセルを卒業するということが、人生の新しいステージへの第1歩でもあることに気づいてくれるだろう。

DATA

株式会社MayLight「ランドセルの通知表」


Text:平井達也

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