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赤ちゃんと愛犬が一緒に暮らすコツって何? 新しい家族のかたち

パパママは今すでに赤ちゃんと過ごしているまたは、まさに出産前だろう。しかし、“毛皮の赤ちゃん”のことを忘れてはいないだろうか?パパママが我が子のように接するワンちゃんのことだ。赤ちゃんと愛犬が最初からうまくやっていくのは難しいことだ。家族が仲良くやっていくコツとは?

突然の環境変化、例えば赤ちゃんの誕生は、愛犬にとってストレスフルなものとなり得る。二足歩行動物と四足歩行動物がともに家族の一員として仲良く暮らしていける方法を紹介する。

変化は早めに

まず、いっぺんに全てを変えてしまわないことが重要だ。毎日が同じルーティンで回るとき、愛犬は絶好調だろう。しかし、環境を突然変えてしまうと、彼らはストレスを感じるようにできている。

赤ちゃんの誕生を最終地点として、逆算し時間をかけてゆっくりと環境を変えていこう。例えば、赤ちゃんが産まれた時のスケジュールに合わせて、ご飯や散歩の時間を調整してみよう。

愛犬のスペースを確保してあげて

ワンちゃんが環境変化に圧倒されてしまっているときは、これが役に立つはず。

家の中で特定のエリアでも快適なベッドでも良いので、ワンちゃんだけのスペースを確保してあげよう。ワンちゃんが家族の一員であると感じることができ、かつ、必要なときには一定の距離をとれるような、ちょうどいいバランスの場所を探してあげよう。

においに慣れさせよう

赤ちゃんだけの話ではない。ワンちゃんには、赤ちゃんとともに家にやってくる新しい衣服、ベッド、家具そしておもちゃなど、全ての匂いをかがせてあげよう

こうしてあげることで、赤ちゃんが退院して家にやってくるときに揃えることとなる様々なアイテムに、ワンちゃんを事前に慣れさせることができ、安心する。

また、赤ちゃんが産まれたら、その匂いのついたタオルやブランケットを病院から持って帰ってきて、新たに家族の一員となる小さい命の匂いをかがせてあげよう


ゆっくりと慣れさせてあげよう

赤ちゃんが退院して家にやってくるとき、じっくりと時間をとって赤ちゃんとワンちゃんを慣れさせてあげよう。

まずはワンちゃんに赤ちゃんのバッグ、衣服、そして他の持ち物の匂いをかがせてあげよう。ワンちゃんが匂いに慣れてきたら、今度は新しい家族の匂いそのものをかがせてみよう。

愛犬が孤独を感じないように

赤ちゃんの世話でいっぱいいっぱいとなることだろう。でも、“毛皮の赤ちゃん”とともに時間を過ごすのもまた重要なことだ。

赤ちゃんが昼寝したら、ワンちゃんと遊んだり散歩に連れて行ってあげよう。

また、パパママが赤ちゃんのお世話をしている間、愛犬をそばにいさせてあげよう。家族として時間を過ごすことで、ワンちゃんは家族の中での新しい役割に適応していくことができるようになる。

新しい家族での暮らしを有意義にできるよう、少しずつ準備していこう。


Text:アレクシス・デ・リーバー

イギリスの育児雑誌「FQUK」より転載

父親の育児雑誌『FQ JAPAN』の兄弟誌。セレブパパの子育てインタビューや、最新の育児アイテム、お出かけ情報などを配信している。

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