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音楽が子供たちのストレスを軽減する! 一度は憧れる音楽演奏を子供にも体験させよう。

日々成長していく子供だからこそ、楽器に触れさせてあげることには意義がある。ショップに行けば子供向けの楽器にも本格的なものがたくさんあるし、タブレットやスマホのアプリでも演奏を楽しめるものが山ほどある。演奏活動には、脳の活性化から仲間づくりまで、幅広い効用がある。また、メンタルヘルス上の効果も確認されている。

音楽が不健康
という考えはもう古い

音楽にやや不健康なイメージがついて回ったのは昔の話。今やパンクロッカーだって健康に気を遣っていると聞く。昨年も来日したポール・マッカートニーが70代半ばにしてステージ狭しとパフォーマンスできるのも、長年にわたる音楽活動が心身を支えてきたからだろう。

実際、楽器を演奏することが心身に著しく良い影響を与えることは立証されているのだ。英国ではヤマハが音楽を通して子供や若者のメンタルヘルスを支えるキャンペーンに取り組んでいる。

今の子供はストレスにさらされている。そんな子供たちにとってストレスを軽減し、ポジティブな気持ちを保つための方法の一つが楽器を演奏することなのだ。



音楽こそ学問の基礎

最近は子供のうつ病も増えている。うつの主な原因は脳内の伝達機能の低下だとされているが、演奏はこの機能を鍛えるのだ。また、楽譜を読むことは脳の情報処理能力を増進させ、数的思考力も向上させる。基本的な楽譜は1小節3拍子か4拍子(あるいはその倍数)だが、テンポを保ちつついくつもの音符を鳴らしていく行為だから、そうした能力が鍛えられるのもうなずける。そもそも音楽と数学と哲学は、ピタゴラスの時代には一つの学問だったという。

 

こいつと組みたい
と思える仲間ができる!

音楽は人の心を解放する。音楽自体に癒しの効果があるというだけではなく、音楽仲間で心を開き合うことにもつながるのだ。このことはきっと、バンドやコーラスの経験があるパパママなら実感してきたことだろう。打ち解けて喜怒哀楽を共有できる仲間は、精神の安定や強靭さを保つための最高の味方だ。

近年は児童館などでも防音の音楽練習室にドラムセットを備えているところも多い。たいていは無料あるいは安価で利用可能だ。発表の場としてバンドフェスティバルも開催されていたりする。子供の頃にそうした場で一緒にパフォーマンスすれば、生涯の仲間になれるかもしれない。GLAYのTAKUROとTERUも、出会いは小学生時代だった。



こんなにあるぞ、楽器選び!

さて、わが子にどんな楽器をさせてみようか。かつて子供が習う楽器といえばピアノが定番だったが、今や選択肢は広い。オススメは子供を連れて楽器店に行き、いろいろな楽器を試奏させてみることだ。思いもよらぬモノに目を輝かせるかもしれない。

ギターやドラム、管楽器はもちろんのこと、純邦楽系の琴や尺八なども面白いかもしれない。また、世界各地の民族楽器にも今は楽器店で触れられる。そして店員にも相談してみよう。楽器店の店員には楽器オタクが多いはずだから、きっと親身になって相談に乗ってくれる。

お気に入りの音を鳴らし、新しい仲間と出会うことで、子供はストレスやプレッシャーに打ち勝ち、自ら将来を切り拓いていく力を身につけるだろう。

 


Text:スティーブン・ホワイト

イギリスの育児雑誌「FQUK」より転載

父親の育児雑誌『FQ JAPAN』の兄弟誌。セレブパパの子育てインタビューや、最新の育児アイテム、お出かけ情報などを配信している。

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