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“楽しんだモン勝ち” だから知ってほしい。幼児連れの家族旅行計画のヒント

幼い我子をつれての旅行は楽しさ反面、不安もある。せっかくの旅行だから失敗に終わらせたくない。最後に行ってよかったと思える、家族旅行を手助けする和訳記事をご紹介!

ホテルへの宿泊は
必ずしも正解ではない

あなたの検討リストの中で、宿泊施設は最上位近くにあるべきものだ。なぜなら、もはやあなたは独身ではない。家族で出かけるのだから、どこに泊まるか、には大きく気を遣わなければならないのだ。

乳幼児連れならば、ホテルは必ずしもベストな選択肢ではない。というのも、全員が一室に閉じ込めることになるからだ―自分の時間をとれないし、子供の立てる騒音にも悩まされるだろう。

ヴィラやコテージ、キャビンであれば、共有スペースもありつつ、平和で静かなプライベートエリアも同時に確保することができる。

また、子供は疲れやすいため、特に夕方~夜にかけては独身時代よりも長い時間をホテルで過ごす可能性が高い。長い一日の後では、どこに泊まっているのか、はあなたや家族にとっては大きなインパクトを持つ。

外食をしたくもなるだろうが、あなたの子供の年齢によっては、毎晩そうするわけにもいかないだろう。

行き先を選定するに当たっては、あなたの子供の年齢をよく考慮した方がいい。小さい子供用のアメニティーを提供しているホテルもあれば、そうでないホテルもある。

ホテルに泊まるならば、小さい子供に対応しているかどうかを確認するべきである。また、赤ちゃんを旅行に連れていくつもりならば、暑い国に行くのは得策ではない。

赤ちゃんは体温の上昇が早いので、日陰が多くあるところを選ぶ必要がある。予約前に、目的地のリサーチをしっかりとする必要がある。子連れ旅行というものは、今までとは全く勝手が違うものなのである。

 

空の旅へのアドバイス

意外かもしれないが、赤ちゃんと空の旅の相性は必ずしも良くない。赤ちゃんは飽きやすく、おとなしく座っていられる性分でもない。

気をそらす方法を確保しておかないとならないだろう。航空各社もいくつか小道具を用意してくれているが、念のため自分でも持っていこう。

色鉛筆や携帯ゲーム機、パズルやおもちゃは、プライスレスなアイテムとなるはずだ!

目的地までの距離も重要だ。休暇のために地球の反対側に行く、というのは理屈の上では最高だが、8時間のフライト、乗り継ぎ、時差に苦しまされる子供のことを考えれば、あまり賢い選択ではないことは分かるだろう。

子供が小さいうちは、近場の旅行で済ませ、長いフライトはもう少し大きくなったときのために取っておいてはいかがだろう。

 

予定はコンパクトが○

幼児連れでアクティビティに出かけるときは、できるだけ小さくまとめるのが良い。あなたやパートナーがやりたいことは無数にあるだろうが、そのいずれも時間とエネルギーを消費するのだ。

小さな子供と一緒にやるには、考えるよりも多くの犠牲を払う必要があることに遠からず気付くことになるに違いない。

赤ちゃんを旅行に連れていくに当たっては、留意すべき事項がたくさんある。持っていくべきアイテムのリストをまとめ、宿泊施設に気を遣うことで、そのうちのいくつかは解消する。

ただ、おまるや幼児用椅子が提供されるかどうかわからない場合は、事前に宿泊施設に確認しておいた方が良い。そうすることで、何を持っていくべきか・もっていかないべきかがよく分かるのである。

覚えることが多すぎて大変に見えるかもしれないが、最も重要なのは、最初の家族旅行を思いっきり楽しむことだ。

最初の家族旅行はあなたの人生の中でも特別な瞬間だし、子供が新しい世界と経験を発見するのを観察すること自体が、将来楽しく思い返すことができる素敵な思い出になるものだ。

あなたとパートナー二人きりのロマンチックな週末を計画するのとは全く違うけれども、家族旅行が実現した際には、その苦労は全て報われることになる。

 


Text:サム・スケルディング

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