「なんでもよく訊け!」妊娠中の妻を怒らせないコミュニケーションは、これが1番重要!
2019/09/11
妊娠した妻を支えたいと思っても、「何をしていいかわからない」「逆にイライラさせてしまった」という男性は多いはず。妊娠中、ママの身体と心はどんな風に変化するのか? 妻が喜ぶ接し方とは? 妊娠中に夫がすべきサポートテクニックを妊娠時期別に指南しよう!
妊娠期間中、夫婦仲がすれ違わないために
妊娠中の女性は、身体も心も大きく変化する。妻を支えたくても、何をしていいのかわからなかったり、気遣ったつもりの言葉やフォローで逆に傷つけてしまうことや、怒らせてしまうことだってある。
お腹の中に子供妻のして欲しいことやかけて欲しい言葉は、”今まで通り”ではないのだ。
では、妻の体と心がどんなふうに変わるのか。妻に喜んでもらえる接し方や、してもらってうれしいと思えるサポートテクニックを、妊娠時期別&出産編でご紹介!家族円満の秘訣として、ぜひ参考にしてほしい。
妊娠中の妻(プレママ)に
プレパパができることは?
妊娠時期や気分、体調でしてほしいことが異なる
妊娠時期は初期、中期、後期があり、お腹の赤ちゃんの成長とともに、妻の気分や体調、不快症状が変わってくる。しかし、どんなトラブル・気がかりがあるかは個人差が大きいので、思い込みや教科書的な知識でサポートするのはやめておこう。
何をしてほしいかは直接本人に聞くのがいちばん!
どんなサポートが妻に刺さるのか。サプライズよりヒアリング。どんなことをしてほしいのか直接本人に聞くのがベストだ。「皿洗って」などのざっくりした指示でも妻のマイルールを破ってイライラの元になってしまうことが。自分でできることもやり方を妻に聞くのが成功の鍵となる。
解決策よりも、まずは話を聞くこと
困っている、つらいなどのSOSは、解決法で応えたくなるが、これもアドバイスよりヒアリング。話を聞いてもらうだけですっきりしたり、実は妻自身どうしたいのか答えが決まっていることも。「どうしたいの?」「一緒に考えよう」などと妻をアシストするスタンスが夫婦円満の秘訣だ。
時には距離をおいたほうが良いことも
妊娠中はホルモンバランスが変わり、イライラしやすくなったり、落ち込んだり。妻を支えたいという思いをぶつけても、妻自身どうしていいのかわからないことも。そして、そっとしてほしいと思うこともあるようだ。「何かしてほしいことがあったら教えて」と声をかけ、指示待ち&距離をおくのがいいときもある。
妊娠初期の妻の心と体、
パパができるベストサポートは?
妊娠発覚&つわりが始まる妊娠初期(4~15週/2~4ヶ月)
生理がこない、イライラ・ムカムカするつわりなどから、妊娠に気がつく時期。お腹の中の赤ちゃんを育てるために子宮が大きくなりはじめ、ホルモンのバランスが変わることで、心と体が劇的に変化し、不安や動揺が強くなることが。妻をいたわりながら、してほしいことを確実にこなしていくことが大切だ。
妊婦の50~80%がつわりを経験する
妊娠したことにより起きるつわりは、妊婦の50~80%が経験するといわれている。主な症状は嘔吐、食欲不振などだが、逆に症状がひどく治療が必要な妊娠悪阻(おそ)になることも。期間は妊娠4~5週目ごろから始まり、妊娠12~16週ごろに自然に治まる場合が多い。個人差が大きいので、症状に応じたケアが基本。
妻の気持ちに応えるにはオウム返しがベスト
イライラしたり、涙もろくなったりと、今までの妻と異なり戸惑うことがあるかもしれないが、つわりのために起こること。パパが不平不満を漏らしても、いいことは一つもないし、信頼を失うことになりかねない。一番困っているのは妻自身。「つらい」「もうイヤ」などの後ろ向きな発言があったら、解決法ではなく「つらいね」「大変だよね」と共感しよう。会話もつらい場合は、LINEやメモなどで問いかけるのもベター。
力仕事や家事は分担!セックスは医師に相談すること
妊娠初期は流産の可能性が高いため、重労働や下腹部に力が入る仕事はNG。重い荷物を持ち、ママが転ばないようにフォローするのは今後、妻をサポートするパパの必須ミッションだ。ごみ捨てや洗濯物干し、掃除、料理など家事をするのもオススメ。その際、やり方が違う、キレイになっていないなどの不満を回避するため、妻に指南してもらうのが理想。セックスは相談しながら妻の負担にならない範囲・体位で。出血や流産した経験があるなら医師に相談を。