時事・コラム

誰でもかっこいい「パパ」になれる! 赤ちゃんが産まれる前に父親がすべき5つの心構え

女性は妊娠検査薬の結果を見た瞬間に「母親」になり、男性は初めて赤ちゃんを抱いたときに「父親」になるとよく言われる。しかし、赤ちゃんが産まれてから父親になるための準備をし始めるのでは遅い。赤ちゃんを抱く前にやっておくべきことを紹介する。

「母親」「父親」になる
タイミングって?

パパは身体的な変化を経験しないからこそ、妊娠期間中、ママ以上に状況を認識するのに戸惑うものだ。

ママは栄養状態に気を配り、葉酸を欠かさずに摂取し、喫煙者であれば喫煙を諦め、カフェインを断つなど必要かつ切迫した変化に直面している。

おっぱいが張って熱を持ち、お腹は日に日に大きくなっていくのを目の当たりにし、胎動を感じるとともに、特に妊娠初期はつわりやめまいに苦しむことになる。

一方で、パパはこうした変化を経験していない。だからこそ実際、苦しむパートナーを励ますために「可愛い赤ちゃんのことを考えて!」などとついつい言ってしまうものである。でも、ママがそれを忘れるなんてちょっとあり得ない。なぜなら、否応なく常にそのことを実感させられるのだから!  本当に必要なのは、パパが生活習慣を変えていくことなのだ。


別に驚くようなことではないが、妊娠というのはあなたのパートナーにとってはストレスのたまることであり、余計なことに悩まされたくないものなのである。妊娠が発覚してもあなたの行動に変化が見られない場合は、おそらく赤ちゃんが産まれても変わらないだろう。

それはとても危機的な状況だ。もしあなたが生活習慣を変えるために努力しているように見えれば、彼女はそれをとても大きく評価するであろうし、2人がこれから経験する人生を変えるような旅路において頼れる存在として大きな安心感を得るに違いない。

自分自身に問いかけてみてほしい。もし変わらなければならないのなら、なぜ今変われないのだろうか? 赤ちゃんが産まれるというのは素晴らしい経験だが、同時にそれはものすごくストレスがかかることなのである。

睡眠不足とあなたを常に必要とする赤ちゃんのことを考えると、赤ちゃんが産まれてから生活習慣を変えるというのはあまり良いアイディアではない。相対的には平和な出産前、つまり妊娠中に変えてしまったほうが得策なのである。


 

体力をつけておくこと

基本的なことのように聞こえるかもしれないが、パパになるにあたって、体力をつけておくというのはとても重要なことだ。女性にとって分娩というのは大変な苦行であり、女性は体力をつけておかなければならないのは言うまでもないが、実は分娩のプロセスにおいてパパの果たす役割も決して無視できず、だからこそパパも体力をつけておく必要があるのだ!

分娩というものは何日もかかり、実際の「出産」だけでも平均的には8時間程度かかる。それはとても濃密で感情の高ぶるときであり、あなたにとってもとても大変なものになるのは違いないのだ。

「出産に関わる」というのは、近くに座ってフィッシュ&チップスをつまむことでは当然なく、あちこち動き回り、パートナーの背中をさすり、お風呂にお湯をため、必要であれば助産師を呼び、陣痛に苦しむ間励まし続けることを意味する。

 

陣痛が始まったときにはもはや考えている時間はない。特にそれが深夜に始まった場合に備えて、十分に休息をとり、健康に気を配り体力をつけておくことが大きな意味を持つのである。


 

先に考えておくこと

子供が成長すれば、あなたは自分だけでなく赤ちゃんのために健康的な食事を作る必要がある。健康的な食事とは何か、赤ちゃんにとって適切な分量というのはどれくらいか、そういったことをあなたは知っておく必要があるのだ。

子供はあなたの言葉ではなく行動を真似するものだから、食事と運動に関して模範を示しておくことが必要不可欠である。

体力をつけておくというのは、将来子供を追いかけまわすためにも重要だ――彼らは驚くほど速く逃げるのだ! もしあなたが家事を分担していないのであれば、今すぐ始めるべきである。何がいつ必要なのかしっかりと覚えておかねばならない。あなたの子供が人生を生き抜くために必要なスキルは、家の掃除だけではないはずだ。


 

「分娩とその先」について勉強しよう

本や雑誌を読み、ドキュメンタリーを見て、両親と会話し、両親学級に出席するのが良い。出産の際に感じることも深まるし、何よりも、これから起こることに備えておくのはとても役に立つことである。

出産計画についてパートナーと十分に話し合い、彼女の考えをよく知っておくとともに、彼女自身が認識を深める手助けをするべきである。(でも、実際にはそれはただの「計画」に過ぎず、彼女の思うとおりに事態は進まない、ということには留意しておかねばならない。)

出産に当たってあなたのパートナーは支えを必要としており、もしあなたが何らかの知識を持っていて、それを彼女に提供できれば、彼女も安心するに違いない。

育児プランや方針(添い寝なのか一人で寝かせるのか、など)などについて話し合うのに備え、育児方法や赤ちゃんの一年目に関する情報を収集しておくのも有益である。


 

重要な意思決定を「今」しよう

赤ちゃんが産まれてからやるべきことをやるのは当然だが、赤ちゃんが産まれる前に育児方法を話し合っておくのも有益なことだ。

基本的な家のルール、家族観に関する合意、子供の世話に関するオプションを子供が生まれる前に決めておくことで、パパ・ママ間の口論の多くは避けることができる。

赤ちゃんが産まれてからでは、やることや考えること多すぎて、じっくりとこれらのことを考える時間的な余裕はなくなるだろう。だからこそ、今話し合っておくべきなのである。

もちろん、これらのことは変えることのない「鉄則」ではなく、あなたの子供の成長に合わせて柔軟に変更していくべきものだが、親として何を目指すのか、という方向性を確認できるし、実際にコトが起こる前に、夫婦間での考え方の相違をはっきりとさせておくことができる。

これらの重要な意思決定は子供の安全に関することももちろん含むのだから、やはり出産前にやっておくのがベストなのである。

学ぶべきことの多さに関しては、「親になること」の右に出るものは世の中にないに違いない。それほど重要なことなのだ。最初からエキスパートであることなど誰も期待していない。しかし、妊娠中からパパになっておけば、カオティックだけども素晴らしい旅路を成功させる大きなチャンスを得ることになるのだ。


Text:サム・スケルディング



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