子供の個性がグングン伸びる!? 人気のプログラミング教室を覗いてみた
2019/07/06
ロボットクリエイトコースでは
どんなことをしているの?
では実際、教室で子供はどんな取り組みをしているのだろう?年長さんから参加できる、「ロボットクリエイトコース」を例に見てみよう。
教室での様子
15:40
きょうは何をやるかをスタッフとディスカッション。新しいものをつくる子供もいれば、先週の続きをする子供もいる。
15:45
紙のテキストを読む、iPadを参照する、動画を視察するなど、多様な形態の教材から、きょう使うものを選ぶ。
15:50
レゴ®WeDo2.0を使い、かたちを組み立てる。音や動きに反応するセンサーやモーターを使用し、組み立てたブロック教材を動かすことで、機械が動く仕組みを学ぶ。
16:35
プログラミング。マウス操作のみでプログラムを組むことができ、視覚的に働きがわかりやすい専用プログラミングソフト、レゴ®WeDo2.0ソフトウェアを使用。
16:50
検証時間。ブロックを組み立て直したり、プログラミングを再調整したり。
17:10
まとめ。子供自身が保護者にきょう作ったものについて説明し、その後スタッフから保護者にフィードバック。
通っている子の
ママの声は?
松村洋亮くん(小学2年生)とお母さん
大好きなレゴを動かせたらもっと楽しいのでは、というのが通い始めたきっかけです。指示通りにこなすのではなく、自分で道筋を考えるのが面白いようです。
運動に例えれば、「強くなるには用意されたトレーニングメニューをこなそう」というのではなく「強くなるには自分でどうしたらよいか考えよう」という感じでしょうか。先生でも上級生でもない、若いお兄さん・お姉さんが自分に対して真剣に関わってくれるという経験も貴重だと感じています。
年長から高校生まで!
充実のコース
ゲーム&アプリプログラミング
(小1~高3)
パソコン・スマートフォンで遊べるゲームやiPhoneアプリの制作を通して、プログラミングの基礎となる考え方を身につける。
使用ツール:Scratch(スクラッチ)、enchant.js(エンチャント・ジェイエス)、Unity(ユニティ)
ロボットクリエイト
(年長~小3)
モーターやセンサーの使い方、プログラミングの基本をロボット製作を通して知り、機械が動く仕組みを学ぶ。
使用ツール:レゴ®WeDo2.0、レゴ®WeDo2.0ソフトウェア
ロボットテクニカル
(小3~高3)
ロボット製作の過程で、自分の興味や関心のあるものを掘り下げ、より複雑なロボット構造や高度なプログラム制御を習得する。
使用ツール:教育版レゴ®マインドストーム®EV3、EV3専用ソフトウェア
デジタルファブリケーション
(小1~高3)
パソコンやタブレットで立体物や平面のデザインを行い、3Dプリンタで実際に出力するなど、オリジナル作品を制作する。
使用ツール:3Dプリンタ、Tinkercadモデリングソフトウェア、レーザーカッター
<IT×ものづくりで身に付く力>
●自分で考えて答えをつくる「創造力」
●論理的に物事を考える「思考力」
●相手にわかりやすく伝える「表現力」
●最後までやりきる「継続力」
●成功体験が育む「自己肯定感」
●将来に役立つ「IT活用力」
DATA
子供たちが自分で考え、何かを形にした経験から得られる力を大切にしている。
拠点数:15拠点(2019年7月時点)
生徒数:約3000名(2019年5月時点)。
TEL:0120-990-080
お話を聞いた人
LITLICOワンダー
サービス開発グループマネージャー
和田沙央里さん
Photo >> NATSUKI MATSUO (OHKAWA NAOTO Photography.inc)
Text >> NAHO YOSHIOKA
FQ JAPAN VOL.51より転載