パパ・ママ必見! 夏休みに子供と行くならココ!!
2019/06/26
今年の夏休みの旅行先は決まっただろうか? 人気のテーマパークやリゾートもいいが、FQJAPANからは「農村体験」や「大自然」をテーマにした旅プランをおすすめしたい。普段の生活では味わえない特別な体験型旅行を紹介する!
①乳搾りやアクティビティ
自然体験、動物や花との触れ合いで子供の興味を尊重し、伸ばす。大阪堺市にある自然豊かな体験型農業公園「ハーベストの丘」は広さが阪神甲子園球場8個分だ。四季折々の花を「見る」、羊やカピバラなどの動物たちに「触れる」、自家製のソーセージを使ったピザを「食べる」、パンやソーセージ作り、牛の乳搾りや乗馬を「体験する」などができる。
②本物の酪農家に民泊
北海道の幕別町で農畜産物を生産する「i ‐ ふぁーむ岩谷牧場」。ここでは農家民泊ができる。朝早く起き、牛の乳絞りや餌やりなど観光牧場とは違う酪農家の本物の暮らしを体験。一緒に仕事をしたり、ごはんを作ったり、おしゃべりしたり。酪農家の生活を通して、食と命のつながりを学ぶことができる。
③薪を割って五右衛門風呂
奈良にある「農家体験民宿 里舎(みちのりのやど)」は築130年の古民家で、昔ながらのスローライフを味わうことができる。薪を割って五右衛門風呂を沸かし、収穫した旬野菜で作った石釜ピザを焼き、竹を切り出した流しそうめんを作るなど、未知のことに粘り強く取り組む経験を農家の達人から学べる。
④農家の暮らしを体験
地域経済の振興を図る自治体が各地にある中、長野県茅野市の「ちの旅」では土地に根ざした本物の体験を用意している。八ヶ岳、蓼科、白樺湖、諏訪大社がある茅野市。標高1100mにある小さな店での豆腐づくりや1日1組限定で職人さんから教わるそば打ち、凍み料理作り、日本一の産地で学ぶ「棒寒天」など。土地の暮らしを身近に感じる体験ができる。
⑤親元を離れてキャンプ
心豊かな子供を育てる体験活動で社会に大きな貢献をしている「SYD」。親と離れて生活するキャンプでは、異年齢の仲間と野外炊事などの体験活動を通じて生きる力を育てる。チャレンジ精神、忍耐力、自主性、協調性を身につけ、自然の素晴らしさ、厳しさ、もののありがたさ、親への感謝や命の大切さなどを学ぶ。
⑥子供たちだけで自然体験
子供だけで参加する自然体験プログラム「トムソーヤクラブ」では視野を広げ、友情を深め、自立心を育むことができる。昆虫採集や星空観察、アウトドアクッキングなど、大自然の中で初めて出会う仲間と「日常の暮らしでは体験できない貴重な時間」を過ごす。
⑦イルカと一緒に泳ぐ
山と海に囲まれた香川県東部のさぬき市にある「日本ドルフィンセンター」。イルカはコミュニケーション能力が高く、社会生活を営むために必要な思考や道徳を司る脳の新皮質が、人間より発達しているともいわれ、触れ合うとリラックス効果がある。イルカとの触れ合いで気力を高め、「もっと遊びたい!」と子供が自発的にチャレンジする意欲と動機づけにつながる。
⑧乗馬で街を散策
馬は五感が発達し、人間の心を読み取れる賢い動物だ。警戒心が強い一方、記憶力に優れ、一度触れ合った人のことをよく記憶する。馬の気持ちを理解し、馬と心を通わすことが乗馬を楽しむコツだ。馬に近づく前に馬に話しかけるのが基本。生き物を相手に思ったようにはいかないこともあるが、そこで自分の感情をうまくコントロールする力を養える。
⑨川の生き物と触れ合う
都心から車で約2時間の場所に山梨県小菅村がある。「多摩川源流体験」では川の流れに逆らって、流れが急な場所や穏やかな場所、浅い場所、深い場所など変化に富んだ川をゴールを目指して歩く。川の流れに身を任せたり飛び込んだり、川や森と街とのつながりを学べる。源流を自分の力で歩き、自分の身は自分で守る力が身につく。
⑩屋久島で生命を感じる
世界自然遺産にも登録され宮崎駿監督映画「もののけ姫」の舞台にもなった屋久島。狭いエリアに海山川が凝縮し、日本人なら一度は行ってみたい場所だ。島を訪れた植物学者や動物学者は「類を見ない島」「人類の至宝」と評する。トレッキングやカヌー、ウミガメの産卵など日本トップのクオリティのアウトドア・アクティビティーが満喫できる。
Text >> MIKAKO WAKIYA
FQ JAPAN VOL.51より転載